不妊治療振返り⑤東邦大学医療センター 大森病院 リプロダクションセンター(婦人科)での治療 (その4)~体外受精 篇~
今日は9か月目の妊婦健診。
まだ、5月だというのに気温は30℃越え!!!
日差しは強く、日傘を用意せずに出かけたことを後悔するも、湿度は低いため、快適!
蒸し暑いのは勘弁だけど、このぐらいの爽やかさなら気温高くてもwelcome~☼
健診結果は、特に問題なく、「”今日”は逆子」だけど、くるくる良く動くベビ太なので、様子を見ましょう、とのこと。 順調とのこと、ホッとした。
さて、前回の振返りは「体外受精の治療方針とスケジュールについて」まででした。
スケジュールをフォローしながら、詳細を以下、振返ってみる。
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※2016年8月30日(火)ついに、体外受精周期に突入。
診療項目は以下、
※HMG注テイゾー150単位 1管 注射
※静脈採血(検査)
・黄体ホルモン(LH)
・卵胞刺激ホルモン(FSH)
・エストラジオール(E2)
※超音波検査
ぎりぎりのタイミングで会社の上席Kさんに「不妊治療」をうけていること、「今後、体外受精に向けてしばらくお休みをもらいたいこと」を相談。
その上席Kさんは女性で30代半ば、不妊治療について全く知識がなく、まず、「不妊治療とは」から話をすることになった。
私も以前の職場で管理職をしていたころ、正直あまり知識がなくスタッフに教えてもらったりしたこともあり、懐かしい思いと、当時、「マジで??」と治療で仕事に支障をきたすメンバーに対し快く思っていなかった自分を思い出す。
きっと、この上席Kさんも同じような感覚だったのだろうと思う。
とは言え、私には時間的余裕もないので、たとえ、クビになっても仕方ないという開き直りもあった。
一旦、単なる「通院」ということでしばらく半休、休みをもらうことになった。
※2016年8月31日(水)HMG注テイゾー150単位 1管 注射
※2016年9月1日(木)HMG注テイゾー150単位 1管 注射
※2016年9月2日(金)HMG注テイゾー150単位 1管 注射 + 超音波検査
毎日の通院に疲れが出始めていたことと、メープル先生に話を聞いてもらえてスッキリする。
※2016年9月3日(土)HMG注テイゾー150単位 1管 注射 + 超音波検査 + 静脈採血(検査)
※2016年9月4日(日)HMG注テイゾー150単位 1管 注射 + セトロタイド注射用0.25mg
※2016年9月5日(月)HMG注テイゾー150単位 1管 注射 + セトロタイド注射用0.25mg + 静脈採血(検査)
診察もあり、卵子の成長が遅いとのことで、採卵は9/8に決定する
※2016年9月6日(火)ゴナトロピン 2管 注射
二日後の採卵に向けて午前、夕方の二回注射を打ちに行く。
卵巣を刺激し、多く卵子を採取する手法を取っているので当たり前だが、お腹がパンパン、、、もう排卵してしまうのではないかと心配で落ち着かない。
※2016年9月8日(木)採卵
前日は初めての採卵、緊張と不安でよく眠れなかった。
採卵当日、夫に協力してもらい、朝一番で精子を採取し、持参した。
夫は週末からの出張を控えており、仕事も忙しい様子、当日は一人で病院へ。
採卵の担当医は片桐由起子教授。
※メディアにも露出しているので参考までに。
採卵結果は8個!
個数を見るとなかなかの成果で嬉しかったが、あまりの痛み!!!!もう二度とやりたくない!!!!ってくらい痛くて痛くて、、気を失いそうになってしまった。
8個採れたということは、8回分、針をグリグリとされたということ。
しかも採りやすいように横にいた看護師さんにお腹を押され、痛みでのけぞる体をほかの看護師さんに押さえつけれての採卵だった。
これは本当につらかった。
こんなに痛い思いをしたのは後にも先にもここでの採卵のみ!
あとで比較してわかったことだけど、この病院(または片桐教授)の採卵技術レベルは低かった。
仕事から帰った夫に思わず。「もう二度と採卵したくない」と泣きついてしまった。
ルティナス膣錠を処方される。
これは黄体ホルモン補充のための膣錠。一日二回、きっちり時間をして入れれており、「時間を過ぎちゃった場合は病院に電話ください」などと、言われ、ビビりながら、タイマーセットし、この日を境に2週間、時間管理される生活へ。
※2016年9月9日(金)メープル鍼灸治療院へ
採卵での出来事をメープル先生にひとしきり聞いてもらう。
8個取れたことは「立派!」とほめてもらい、少し報われた気分になる。
いよいよ翌日は移植のため、重点的に鍼を打ってもらう。
移植に向けて何よりのリラックスだった。
※2016年9月10日(土)移植
週末だったこともあり、夫が病院に付き添ってくれた。
採卵は8個できたが、受精し、分割胚まで培養できたのは何と1つのみ!
胚移植も、採卵と同様、経腟で針を刺して行うもので、採卵の時の痛みがトラウマになっていたせいか、体がガチガチにこわばってしまった。
「はい、力を抜いて~」と言われても、これは難しかった。
心身ともにヘトヘトで帰宅する。
付き添ってくれた夫には感謝!
そして、その翌日、夫はアメリカはコロラド州デンバーへ2週間の出張へ。
成田まで見送りに行く。
考えてみたら、本当に夫の精子の採取など、移植スケジュールとしては綱渡り!
タイミングが上手くあって良かった。
※2016年9月14日(水)血液検査(ホルモン値)
・エストラジオール(E2)
の検査をした。
この時、生理前のような胸の張り・痛み、下腹部にも痛みがあり担当医師に伝えるも、「ホルモン値みたけど、大丈夫だから、生理は来ないよ!」と明るく返され、ホッとする。
判定日は23日に決定する。
※2016年9月21日(水)ルティナス膣錠を挿入した時にうっすらアプリケーターに血が付いた。
これって、、、挿入した時に傷をつけてしまったのか、生理が来てしまうのか!!!
※2016年9月22日(木)出血
普通に生理一日目の出血量あり。
※2016年9月23日(金)妊娠判定
生理2日目、検査するまでもなかったが、血液検査を受ける。
・ヒト絨毛性ゴナドトロピン(HCG)定量
・プロゲストレン
・エストラジオール(E2)
結果、予想通り、陰性。
リセット確定する。
この時担当の医師が「おかしいなぁ。。。なんでだろう?」と発言。
それはこっちが聞きたいよ!!!!!
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ということで、体外受精へのチャレンジは残念な結果に終わった。
その後、東邦大学医療センター大森病院 リプロダクションセンター(婦人科)のカウンセラー、永野さんと面談。
「別の病院で治療するという方法もありますよ!」とあっさり言われ拍子抜けする。
実績面や専門性でいうと、自分の病院で頑張り続けましょうとは言えないと。
大学病院の不妊治療、もちろん、ここで成果が出る人もいると思う。
他のクリニックと比較して治療費が安かったり、総合病院=何かあったら安心、出産まで進めばここで完結できるから、という思いでこの病院を選んだが、私の年齢的に必要な治療を考えた時にここでは無理!と判断した。
ドクター達も誠意をもって対応してくれていたが、ぶっちゃけたところ、頼りなかった。「なんでだろう?」とか言っちゃうし。
カウンセラー永野さんのその率直な言葉と、以前このブログにも登場した「美女」の先輩の成功例、メープル先生のすゝめもあり、加藤レディースクリニックへ病院を変えることを決意する。
(因みにメープル先生も加藤レディースクリニックの卒業生)
次回は、「加藤レディースクリニックでの治療振り返り」シリーズ開始します!