killarahanakoのブログ

43歳からはじめた不妊治療!47歳8か月で出産した超高齢ママ。愛犬ハナコのこと、日々の生活を不妊治療当時を振返りながら綴っています。

カウンセラー失格(⁈)

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 ↑ まるで「冷やし中華はじめました」的な(笑)

 

 

気がついたら12月に突入してました。

またまた11月は記事の更新ゼローーーーー。

反省してます。

 

 

実は10月下旬からずっと風邪を引いてます。

 

◆10月下旬~11月中旬:声がかすれる → ガラガラ声 ※熱はなし

※この間にワタクシ、誕生日を迎え、40代最後の年に突入しました(-_-;)

 

◆11月中旬~ 現在 :咳が止まらない ※熱はなし

 

 

同じ薬局で処方してもらっているのですが、今日、そこの薬剤師さんに

 

「あのー、、ずいぶん長引いていますね。。いつもの先生と相談して専門医を紹介してもらったほうが良いかもしれませんね。。」

 

と言われてしまいました。

 

専門医って??

 

ちょっとビビります。

 

 一応、今回処方された薬は新しい薬なのでこれでもう少し様子見、とします。

→逃げ腰 (;'∀')

 

 

さて、そんなタイミングで体調絶不調の私にオーストラリア在住の妹から「不妊治療」の相談メール、電話がありました。

 

 LINEの通話、海外とでも通話料がかからないなんて便利な世の中です。

 

さて、その妹、Mちゃんは私の5歳下の妹です。

ということは、43歳(早生まれで44歳の学年です)

 

彼女には14歳の娘がいるけれど、第二子不妊にて今回、治療を決断し、先日、1回目の採卵をしたところでした。

 

オーストラリアでの不妊治療、と言えば、1983年に世界初の凍結受精卵を用いた体外受精成功!というのが印象にあり、不妊治療も日本より進んでいる印象です。

 

そして、こんな記事も目にしたので、なんか進んでいる?

https://response.jp/release/kyodonews_kaigai/20170704/35612.html

 

さて、そんな妹の治療の流れはこんな感じです。

 

____________________

 

◆基礎的な検査一式をおこなう

 

AMH(Anti-mullerian Hormone:抗ミュラー管ホルモン)検査(卵巣内の卵子の数を推測)

LH/FSH/PRL/E2測定(卵巣の機能を調べるための血液検査)

子宮卵管造影検査(子宮の形、卵管の通過性を確認)

フーナーテスト(性交後試験)

超音波検査、黄体ホルモン検査(宮筋腫、子宮腺筋症や卵巣腫瘍などはないか確認、卵胞の数や大きさを測定や排卵前後の子宮内膜の状態や厚さの確認)

精液検査精子の濃度、運動率、形態の確認)

 

→各検査は問題がなく、強いて言えば、小さな筋腫があったようで

「取っちゃいましょう!」というレベルのことがあったそうです。

 

むしろ、「あなたの子宮も卵巣も若いわ!!治療はうまくいきますよ!

と担当医(インド系オーストラリア人女性)に力強く言われたとのことです。

 

※※日本の医師はそんなに強く言わないですよね、、

実際、私が体験した3つの病院では淡々と結果を伝えてくれました。

無機質で冷たい印象かもしれませんが、誤解を招くような発言や過度な期待を与えない、事実のみを伝えるという意味では淡々と、、がいいと思います。

 

◆今周期から卵巣刺激法(アンタゴニスト法)で治療を開始

 

※アンタゴニスト法は、短時間で強い効きめのGnRH アンタゴニストで排卵を抑制しながら、卵巣刺激を行なう方法です。
採卵前周期の月経3日目からプラノバールを7から21日間使用、プラノバールの期間は卵巣力をもとに決定します。
プラノバール終了後4日目から卵巣刺激を開始します。
排卵誘発剤の量は胞状卵胞数と過去の卵巣刺激のデータをもとに決定します。
原則的には主席卵胞の平均径が14mmになったらGnRH アンタゴニストを開始します。
GnRHアンタゴニストは卵巣刺激にとっては強いブレーキとなるため、ブレーキが効きすぎないようにするために、低用量hCGを50単位または100単位を併用します。
GnRH アンタゴニストは夕方5時頃に使用しているため、トリガー日にはGnRH アンタゴニストは原則的には使用しません。
また、トリガー日にも排卵誘発剤の注射は原則的に前日と同量使用します。
GnRH アゴニストとrhCGを併用したトリガーで卵子を最終成熟させて、排卵が起きる直前に採卵します。
 
◆自宅で粛々と自己注射
 
打つと「ぐるんぐるん」して気持ち悪い・・と愚痴のメールはこの頃から毎日来ていました。
日を追うごとにお腹がパンパンになってきて、「妊婦になったような気分」とも言っていました。
 
※※私は一度しかこの経験はないのですが、しんどかったのは鮮明に覚えています。
個人的な感想ですが、二度とやりたくない方法です。。
 
詳しくはコチラ↓で。。
 

 

 
◆採卵
 
なんと17個も採卵できたそうです。
 
※※さぞかしおなかはパンパンで苦しかったことでしょうね、、
私は8個だったんで想像以上なのかな。
 
麻酔を使ったそうなので、採卵中は痛みとは無縁だったというのは何よりでした。
 
 
◆受精確認
 
メールで連絡があったそうです。
 
結果は、、、
 
17個全滅、受精卵は一つもできなかったとのこと。
 
あんなにとれたのに、検査結果も良かったのに、こんなことがあるなんて非常に珍しいケースです」と言われたそうです。
 
残酷な、残念な結果でした。
 
というか、こんなこと、ドクター言うかな??
ドクターとして全く患者をケアしていない発言には沸々と怒りが込み上げてきます
 ※結果で意見と態度がコロッと変わるなんて最低!!!
確かにあっちの人は言いそうではあるけど。。
 
妹から、「お姉ちゃんの例も考えると一回でうまくいくわけない、って思ってたし、3回はチャレンジしようって決めてたから、大丈夫!!」とのメッセージ。
 
 
因みに、検査からすべて込々で約100万の支払いだったそうで、このうち半分は保険でカバーされるそうです。。
 
そんな治療1周期目だったそうです。
 ____________________
 
 
 
余計なお世話だけど、大丈夫なわけないじゃん
 
 
検査だけでも心身共に痛みがあり、注射だって痛く、気分も悪くなるし、、、
そんな中で、「期待(希望を持っているからこそ)」もあるからこそ、耐えたわけで、、
 
妹の気持ちを考えると泣き出しそうでした。
 
 
数日がたち、妹から「上手くいっていれば、今日は移植の日だったんだよね。会社に先に休み申請してたから、今日は家にいるんだー、やることなくてヒマー」とLINEにメッセージが入いました。
 
次の瞬間、LINE通話のボタンを反射的に押していました
 
📞
 
妹:「あ、お姉ちゃん?仕事は?」
 
私:「元気?今話せる?」
 
妹:「心配して電話くれたの?」
 
私:「もう、オバサンだからさ文字打つより話すほうが楽なんで、かけちゃった(笑)
今大丈夫?」
 
妹:「わかる~(笑)」
 
私:「治療の話なんて文字で打とうとしたら大変なことになるからさぁ~(笑)」
 
妹:「わかる~(笑)」
 
私:「体調はどう?麻酔の後とか、たくさんホルモン剤打ってるから、どうしてるかな?と思ってね。」
 
妹:「実は、絶不調身体も重くて気分もすぐれないし、気持ちも、、ね、、最初はダイジョブとか思っていたんだけど、日を追うごとにヒドイ落ち込みで、イライラするし、仕事に手中できないし、、」
 
 
・・・ここで妹、泣き出す。
 
嗚咽が続く。
 
 
 
・・・・・ごめんなさい。
泣かせたくって電話したわけではなかったのよ。。
 
 
 
妹の中で、体調不良(= 治療)仕事家事育児(家庭)、全部がうまく回っていなくて
情けない、って思ったそうです。
 
 
 
仕事、思い切ってやめてみては
 
と伝えました。
 
役職への未練、完璧に仕事をこなしたいというプライド第二子を持つ夢をあきらめきれない。
 
私と同じ血を引いているとしたら、「不器用」なので、
両方(すべて)うまくいかせるのは難しいハズ
 
本当に子どもをもつ夢を優先したい、てことであれば、タイムリミット、お金のリミットもあるので腹をくくってやってみては?
 
今、仕事はボーダレス、エイジエスなので、少しブランクがあっても何とかなる!!
 
って強く伝えたい。
 
休職してもいいわけだし。
 
 
そんなこんなを30分でしたが電話で話しました。
 
 
 
妹の気持ちは少しは落ち着いたのでしょうか。。
気持ちを吐き出せたのか?
 
 
そんなことが気になっています。
 
 
 
一番身近な人をサポートできないなんて、情けない。
カウンセラー失格ですね。
 
 
本当、こんなんじゃ、カウンセラーへの道は厳しいかもしれませんね。
 
まあ、だからこそ、学ぶ必要があるんですが。
 
 
 
49歳になったばかりの私、、
 ※先月誕生日でした(;'∀')
 
40代のうちにやっておきたいこと、リストアップして時間を無駄にしないようにしなきゃね!!
 
そんなことを思う師走です。
 
 
 
 
追伸:寒くなりました。我が家の風物詩?(笑)
 

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