不妊治療振返り⑯ Shinjuku ART Clinicでの治療(その2)1周期目
今日も梅雨の晴れ間!
洗濯ができる喜び!(大げさ?)
しかもさほど湿気もなく、爽やか!
愛しの姪っ子ちゃんの誕生日が近いので、あとで散歩がてら買い物に行くとしよう!
さて、Shinjuku ART Clinic での初診が終わり、ハナコも我が家にお迎えして、新たにスタートを切った私たち夫婦。
ハナコの写真をバシバシ撮っては目を細める。
どっちがご飯をあげるか、夫と微妙な駆け引きをする。
→ハナコに気に入られたいがために、どっちもごはん担当をしたい(笑)
ハナコがうちに来てくれたことで家庭の空気が大きく変わったのでした。
そんな中で、Shinjuku ART Clinic での治療、仕事、テニスと自宅売却活動、という4つの軸が回転していく。
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2018年6月22日 Shinjuku ART Clinic 診察 (D12)
9:50 受付
ちょっと早く着く
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9:56 採血
受付後すぐ採血室に呼ばれる。
採血担当の看護師さん、若いのに、とても上手!
全く痛みがない!! 針を刺した瞬間もほとんどわからないぐらい。
感動的なうまさ!
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11:02 内診
卵胞チェック
子宮内膜の厚みチェック
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11:11 診察(阿部医院長先生)
内診結果、ホルモン値チェックの結果のフィードバックを受ける。
<ホルモン値>
E2------254
LH------5.5
P4------0.2
FSH-----4.4
問題なしのため、6/24に採卵が決定する。
今周期は採卵のみで、一旦、子宮を休めましょう、ということで納得する。
その他、初診時に受けた血液検査、子宮頸がん検査の結果もフィードバックを受ける。
子宮頸がん、感染症検査などの結果は特に問題はなかったが、ビタミンDが不足していることを指摘され、驚いた。
私のビタミンD濃度?は20ということで、下記、厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』の記事によると「不足している」という。
<ビタミンDについて>
※参照元 『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』http://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c03/17.html
そこで、阿部医院長先生に、「何かサプリメントを服用しているのか?」
と質問を受け、「エレビット」と答えたところ、「では、エレビットに加えて、ビタミンDのサプリメントも摂るようにしてくださいね、高いものでなくていいので、例えば、ドラッグストアで手に入るようなものでいいと思いますので」とアドバイスをもらった。
ビタミンD不足と妊娠について調べてみた結果、このような記事を発見。
※千葉県千葉市にある、「高橋ウィメンズクリニック」HPより以下、抜粋
https://www.takahashi-w-clinic.jp/faq.html?c=supplement
ビタミンDは生殖でも重要です。40代ではビタミンD濃度が低い女性ほど卵子の減少が早い(AMHが低い)。卵胞液中のビタミンDの濃度が高い女性ほど体外受精の妊娠率が高い。PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の女性はビタミンD不足が多く、ビタミンDを補充することで排卵率が改善される、等の報告があります。また、妊娠中にビタミンDが不足すると、妊娠や出産のリスクが高くなるとの報告もあります。ビタミンDの理想値は30ng/ml以上とされ、少なくとも20ng/ml以上を目安にしています。1日15分程度日光に当たるとビタミンDは十分に産生されるのですが、最近はサプリメントが多用されます。不足気味の方は、妊娠中も、出産後もビタミンDを継続することが推奨されています。ビタミンD不足の方の1日摂取量の目安は50㎍(2,000単位)です。薬局やコンビニでの購入時には、1日50㎍の量をとれるものをお選び下さい。
早速、帰り道最初に見つけたドラックストアへ突進!
「大塚製薬 ネイチャーメイド スーパービタミンD(1000I.U.) 90粒」を購入!
※一日50μg、とのことだが、エレビットにもビタミンDが含まれていることから、25μg摂取でき、かつ手頃な価格なのでこちらを選択した。
この日をきっかけに、エレビット&ビタミンDをせっせと飲むこととなる。
(今日も飲んでいます!)
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11:52 ナースセンターへ
<採卵日のついてのガイダンスを受ける>
※8時10分受付
<薬に関する指示を受ける>
※スプレキュアを本日22時、明日10時の2回、右左右と3プッシュ点鼻
※ボルタレン座薬を明日①10時②17時③22時
KLCと変わらないので特に質問もなく、ナースセンターを後にする。
しかし、今、こうやって薬の指示について書き出していて思うのは、会社勤務のときにこの薬の指示があったら、指定時間を守って実施できなかったのではないだろうか、ということ。
役職についていて、事前に組まれていた会議や得意先企業訪問などと重なったら・・・
前後30分以内の誤差は大丈夫と言われているが、なかなか難しかったと思う。
途中退席なんてなかなかできないし、クライアントとのアポイントをこちら都合で変更もできなかっただろうな・・・。
「不妊治療」を理由に職種転換、降格する、場合によっては退職するという人たちがいたことを思い出し、今、どうしているんだろうな、、と思いを馳せる。
当時、まだ今の夫と知り合っていなかったので、子供のこととか考えていなかった私。
無知だったなぁ、と反省。
女性の社会進出と晩婚化、少子化問題ってどう解決していけばいいんだろうか。
同じ女性同士でも、過去の私のように不妊ということに対する知識もなく、共感することもできず、、、
どなたかのブログにも、義理のお母様とのやりとりで「不妊治療に対する理解のなさ」、「理解しようとしていない」言動について憤慨、ストレスを受けている事が綴られているものを拝見したが、まったくもって同意!!共感しまくり。
私の場合は、残念なことに「実の母」が正に、そんな感じなので。
「なんでそんなこと(治療)しなくちゃいけないの?」
「それってどういうことなの?」
「なんであんたがそんな目(治療)に遭わなきゃいけないの?」
「ママなんて3人も産んだのに」
「○○さんのところも治療しているんだって、みんな大変ねぇ」
「無理しなくていいのよ」
「ここまで頑張っているんだから、もういいんじゃない?」
などなど、傷つけるつもりはないのかもしれないが、、、無神経な発言には本当に苦しめられてきた。
不妊治療の敵は「理解のない、理解するつもりがない、女性」なのかもしれない。
家族でも、職場でも、友人間でもそうなのかもしれない。。。
幸いにも私が3年前に治療を始めた時は、契約社員として事務の仕事をしていたので、時間を見計らってさっと席を立って、洗面所へ、、、薬の指示を守ったり、卵子の受精確認、凍結確認が指定時間にできたので良かったと思う。
また、2017年からは自宅で請負の仕事を始めていて、時間も自分で管理できていたので、時間に関する課題はクリア、診察日程を入れるのにも全く問題はなかった。
「明日、来院できますか?」「明後日、、」「この日、、」といったように診察日時がホルモン値によって、リセットした日によって組まれるのでフレキシブルに動ける、、治療をする上で、そういう働き方に変えていて本当に良かったと思う。
そうしなければ、「続けられなかった」ということでもあるが。
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12:30頃 ボルタレン、必要書類、採精用の容器んどを受け取り、終了。
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2018年6月24日 Shinjuku ART Clinic 採卵当日 (D14)
朝8:10までの受付、ということで朝7時前に家を出る。
すると、、、マンションのエントランスにある植え込みのところに何か置いてある?
とりあえず、パシャリ!
撮ってから近づいてみると・・・ ぎょえー!!!!!(声にならない叫び)
これ、わかりますか?
そう、蛇だったのです!!!!
よくわからず、凄い至近距離まで近づいてからの、、声にならない絶叫!
慌てて、家にいる夫を連れ出し、一緒に確認する。
確かに、ここは郊外だけど、比較的大きな駅から徒歩10分もかからないところに住んでいるので、まさかの蛇!発見にびっくりした。Σ(゚Д゚)
夫と二人、興奮気味に蛇を見ていたが、そろそろクリニックへ向かわねば、、、と
留守番の夫と別れ、駅に向かった。
8時前クリニック到着
8:00 受付
身分証明書、同意書類提出、持ち込みの精子提出
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8:30頃 ナースセンター
入口近くの更衣室で着替え、トイレなどをすませ、指定されたベッドへ
KLCと違い、窓があって明るい!!!
布団も羽毛布団?ふかふかして気持ちがいい。
仕切られたスペース内、ちょっとした雑誌や患者さんが書くノートが置いてあったので
待機時間中、目を通す。
ちょっとウトウトしかかったところで順番がくる。
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施術室へ
Shinjuku ART Clinicでの初めての採卵、緊張もあったのと、少し過去に通っていたクリニックとの感覚の違いに戸惑い、スリッパをはき替えるのを忘れてそのまま、内部へ突進してしてしまう、というドジをする。
思わず、自分が吹き出してしまい、担当医(阿部医院長先生)、看護師さんたちに笑われる。
緊張感が一気に吹き飛んだ。
施術台に横になり、名前の確認、消毒、そしていよいよ採卵へ。
私の横にはベテラン?の看護師さんが手を握り、ほぼ抱きしめるような格好で付き添う。少し、気恥ずかしい感じもありつつ、カテーテルが挿入される。
チクンっ!!
私にとっては通算11回目の採卵。
採卵の瞬間、チクっと痛みを感じ、そのたびに体が逃げてしまう。
何度やっても、これは慣れない、、というかやっぱり怖い。
採卵後、止血用のガーゼが2枚入れられ、安静にするために看護師さんに付き添われ、元のベッドへと戻る。
そして、ベッドに横になり、なんと、布団までかけてもらう。
そんな手厚いフォローに慣れていないので、びっくり!!&少し気恥ずかしい感じ。
そのまま、血圧も測ってもらい、その後少し眠る。
止血用ガーゼを抜き出し、出血の確認をし、支度を整え、ナースセンターを出る。
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10:53 問診室
培養士さんより採卵結果は一つとの報告を受ける。
夫の精液検査の結果も一枚の紙に記されてて、前のクリニックよりも気が利いているな、という印象をもつ。
(前のクリニックは、小さいラベルシールで渡されていた)
顕微授精をさせ、分割胚まで育ったら凍結する旨、確認をする。
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11:31 診察室
阿部医院長先生とのお話
採卵結果、受精方法、今周期は移植はせず、凍結することについて改めて確認。
次の周期、生理3日目にまた採卵周期として予約を入れることを確認し、終了。
12:15 会計
採卵費用:118,800円
消耗品費:40000円
計:158,800円
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2018年6月25日 Shinjuku ART Clinic 受精確認(D15)
指定の時間9:30-10:00に培養室へ連絡する。
前日採卵の卵1個、無事受精を確認!
一安心する。
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2018年6月27日 Shinjuku ART Clinic 凍結確認(D17)
指定の時間9:30-10:00に培養室へ連絡する。
4分割まで進み、凍結できたと報告を受ける。
その時の卵アルバムがこちら↓
以前通っていたクリニックでもPCスクリーン上、画像で見せてもらったことはあったが、このように手渡されたのは初めてだった。
これもShinjuku ART Clinicの感激ポイントだった。
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その後、Shinjuku ART Clinic より以下、請求書が届く。
受精費用:10,000円(税抜)
顕微授精費用:30,000円(税抜)
胚凍結費用:30,000円(税抜)
凍結保存管理料(1年分):20,000円(税抜)
計:97,200円(税込み)
振込or直接現金での支払いとのこと。
7/6にメープル鍼灸治療院での治療のついでにShinjuku ART Clinicへ寄り、現金で支払いを済ませた。
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2018年7月6日 メープル鍼灸治療院
3週間ぶりの治療となってしまった。
Shinjuku ART Clinicでの治療の流れとKLCとのあまりの違いについて、力説(笑)、
ハナコとの生活について、採卵日に遭遇した蛇について、盛沢山で喋りまくり。
メープル先生、本当に聞き上手、、感謝です。
蛇についても、「絶対いいことありますよ!、蛇って守り神ていうじゃないですか!」と言ってくれた。
その後、何人かに蛇話をしたら、同様の反応で、蛇は神の使い、とか守り神とか、運気が上がるとか、お金がたまるとか、とにかく縁起の良い動物とされているとのこと。
夫を無理やり遭遇させて良かったということか!(夫~、感謝してちょ!(笑))
3週間治療があいてしまった言い訳ですが、、、冒頭に記載したとおり、Shinjuku ART Clinic での治療、仕事、テニスと自宅売却活動、という4つの軸がくるくると忙しく回転していた。
この頃の手帳はスケジュールが細かく記載され、ハナコの健診・ワクチン接種などもスケジュールに加わり、バラエティーに富んだ日々だったことがうかがえる。
そして、2018年7月9日、リセット!
次の周期へと続く