不妊治療振返り⑮ Shinjuku ART Clinicでの治療(その1)~新たなスタートを切る~
36wd1。
前日の大雨からの晴天!
そして父の日。
前日が母の誕生日、今日が父の日、そして翌週は父の誕生日と6月はイベントが重なるのでまとめてお祝いpartyをした。
参加者は私の両親、2番目の妹、私の夫、そしてSkypeでオーストラリアにいる妹家族(ご主人、姪っ子つき)とつないでワイワイする、これが我が家の定番partyスタイルになっている。
オーストラリア(ブリスベン)とほとんど時差がないので、双方で食事しながら語り掛け、、ということをしていて、集まりがあるごとにこれをやっている。
友人には、キララたち、本当に仲良し家族だよねー、と言われる。
若いころは自覚がなかったが、結構言われるので、そうなのだろう。
恐らく、2度にわたる通算12年の海外生活で、言葉がわからない苦しい時期など、3姉妹で助け合って、一緒に乗り越えてきた同志のような連帯感もあって、仲が良いのだろう。
加えて、2番目の妹は幼稚園から大学まで同じところに通っていたので、共通の友達も多いので自然に会話も多くなるというもの。
因みに、通ていたのは私立とかではなく、すべて公立、大学も国立です。。そこまで一緒でなくても、、ねぇ?(笑)
あとは海外生活のおかげで、親に反抗するとかなく、帰国子女っぽく?「フレンドリー」な関係を気づけているので、いい歳になったいまでも家族でつるんでいる感じ。
それぞれの旦那さん方がそれに巻き込まれているっていうところだろうか。。
夫も、当初は驚いていたけど、結婚6年目、もうすっかり慣れたようである。
今回の集まりの主役は両親だったが、話題の中心は私のお腹の中にいるベビーくん。
名前はもう決まったのか?
ベビーベッドは買ったのか?
里帰りはいつまで?
他に何が必要なのか?
お宮参りは?
夫の両親は上京してくるのか?
ハナコはどうする?
帝王切開は何時から?
帝王切開中、キララにもしものことがあったらどうするのか?
などなどの質問をそれぞれにしてくる。
先日、入院グッズ準備・里帰りグッズ準備の一環で、入院~里帰りのスケジュール、役割分担を表にして作成しておいたので、それを配布、説明し、なんとなく理解してもらえたようだ。
母においては、沐浴のガーゼは?ベビーの布団は?と全体の流れよりも個別のことが気になって、勝手にパニックになっているようだったので、持ち物はすべて持参するので「心配無用」、足りなければドラッグストアが近所にたくさんあるので安心を!と伝え、なんとか落ち着いてくれた。
帝王切開の詳細日程についてはまだ病院からもらっていないので、それは一つ宿題だが、もしものことがあったらどうするか、については夫に妊娠する前から、伝えてあるのでそれを家族にも伝えておいた。
帝王切開に限らず、自然分娩をしたとしても危険は伴うので、一応、私の意思を伝えておいた。
まぁ、私以外、みんなお酒を飲んでいたので、どこまで覚えているんだか。。
さて、前回の振返りで、Shinjuku ART Clinicでの初診が6/19になったところまで書かせていただきました。
今日はその初診の様子からです。
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2018年6月19日 Shinjuku ART Clinic 初診 (D9)
夫が一日会社を休んでくれ、二人で受診。
※夫は採卵の前日までに一度は必ず来院し、体外受精の同意確認をするという決まり事あり。
9時に受付
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採血&尿検査
<検査項目>
・甲状腺検査(TSH,FT4,抗サイログロプリン抗体)
・AMH(卵巣機能検査)
・風疹抗体検査
・Rh式血液型検査
・感染症検査(B型肝炎、C型肝炎、HIV、梅毒(RPR)、梅毒(TP抗体)、クラミジアlgA、クラミジアlgG)
・子宮頸がん検査
・ホルモン値
・血算検査
転院につきものだが、再度一式、検査し直しとなる。
↓
内診
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診察
夫も同席 / 担当:阿部医院長先生
診察に当たり、これまでの治療履歴についてアンケートを記入。
これまでトラッキングしていたホルモン値などのデータもお渡しする。
それをもとにヒアリングを受ける。
医院長先生は穏やかな優しい口調で、お話をする方で、あれやこれやこれまでの苦労話をさせてもらう。
今後の治療について、自分たちは期限をつけて臨むこと、採卵も3回をリミットとし、46歳中に結果が出なければ治療を終了するということまでお伝えする。
医院長先生もリミットについては、深くうなづき、「年齢的にも本当にチャレンジングになって来るので、3回、一緒に頑張りましょう!」と言ってくれた。
「一緒に頑張りましょう」って響きがとっても新鮮!
KLCでは絶対に聞けない言葉・・・雰囲気、患者に対するスタンスの違いを強く感じた言葉だった。
そして、以下説明を受ける。
・Shinjuku ART Clinicの治療方について
・排卵のしくみについて(資料あり)
・レトロゾール使用についての説明
※レトロゾール(アロマターゼ阻害剤)は、女性ホルモンのエストロゲンを低下させることで卵巣に強い刺激を与えずに排卵周期を整え、複数の卵胞の成長を促す効果があります。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の患者様は排卵調節がうまくいかないため、レトロゾールの服用による治療を行います。
夫にとっても、個別指導的でよい勉強になったと思う。
この点でも親切丁寧だな、と思った。
そのほか、今日の採血でのホルモン値・血算検査・尿検査の結果のフィードバックを受ける。
<ホルモン値>
E2------110
LH------3.3
P4------0.2
FSH-----6.0
β‐HCG----0.1
PRL-----23.1 ※プラクチン
<メモ>
プロラクチン(PRL)は脳下垂体前葉から分泌され、乳腺に作用し、乳汁の産生・分泌を調整するホルモンで、主に視床下部のドーパミンにより抑制されている。妊娠や産褥期には血中プロラクチン値は高くなるが、これら以外に高値をとる場合は異常とみす。
<血算検査>
白血球----5400
赤血球ーーーー427
ヘマトクリットー40.0
ヘモグロビンー13.8
PLT-----30.0 ※血小板のこと
<尿検査>
ウロビリノーゲン 正常
ケント体 -
糖定性 -
蛋白定性 -
潜血 +
㏗ 6
比重 1.005
このあたりの数値について、夫は???だったと思うが、そこはサラッと(笑)
結果、とくに、問題なし& 内診結果も問題なし!
ということで、「今周期、採卵する方向で進めましょう!」となり、次回診察も6/22に決まる。
最後に、料金体系についても説明を改めて受ける。
院長先生との診察は以上!
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続いて、ナースセンターへ。
体外受精治療予定表を渡され、説明を受ける。
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会計:初診料、血液検査など含め、二人で約45,000円
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ということで、病院を出たのが13時近く。
約3時間、、なかなか時間がかかったが、KLCでも時間がかかるのは当たり前だったので、
そんなものか、と思う。
全体の感想として、院長先生やナース、受付での説明などは全般的に丁寧で親しみが持てるものだった。一覧表なども、口頭の説明ではなく、紙ベースでもらえてわかりやすくて良かったと思う。
残念な点としてはお支払いが現金のみ! 高額なので、現金を持ち歩きたくないけれど、仕方がない。マイルも貯められないし、、、それくらいでした。
※今日現在(2019年6月16日)HPを確認したら、カードが使えるみたいです。
そして、この日、Shinjuku ART Clinicでの診察のほかに、もう一つ、大きなイベントが!!!!
いよいよハナコをお迎えする日がやってきたのです!
夫も、クリニックでの診察もあったけど、これがメインで会社を休んだのだ(笑)
Shinjuku ART Clinicを出て、アイランドタワーにある一風堂で昼食のラーメンを食べ、いざ、コジマへ!(笑)
コジマでは諸々書類を渡され、保険加入手続きやら、ワクチン証明書の受取、などなど、、約1時間近く滞在し、やっと連れて帰れることに!!
ハナコ、我が家へようこそ!!!
マミー(私)、ワンちゃん初心者だけど、よろしくね!
ということで、私たち夫婦は新しいスタートをこの2018年6月19日に切ったのでした。
続く