「叔母」と不妊治療生活のレビューをした
今日は昨日と打って変わっての晴天。
大好きな叔母とランチ&美術館デートをしてきた。(@三菱一号館美術館)
↑ロセッティの「魔性のビーナス」
この叔母は顔も似ていると言われ、親近感(親族だから当然と言えば、当然なんだけど)があり、年に2、3回くらいの頻度でランチしたり、母にも言わないような話などもたくさんしてきた。不妊治療のことも、色々と。
ただ、先日も書いたように、長い治療をしていると、ネガティブとまでは言わないが、あまり自分の置かれている状況に素直に喜びきれない、妊娠がわかってもどこか「半信半疑」、「何かあるかもしれない」という思いが常に頭にあり、妊娠後、直接会う機会のあった人にしか妊娠したとこを伝えないでいた。
両方の両親にも報告のタイミングに悩んだほど、伝えることに躊躇があった。
・実家の両親は、妊娠がわかった後、私の誕生日祝いの食事会があったのでそこで報告。(お酒大好きな私が、飲まないのはおかしいので)
・夫の両親は、年末年始にかけてこちらに遊びに来てくれることになり、そこで報告。(ちょうどつわりの時期で、かつ、寒い時期であまり外出する気になれず、大したおもてなしもできないと判断し、報告)
大好きで仲良しの叔母に対しても、例外ではなかった。
そんな折、ゴールデンウイークに、「近々、ランチでもしない?」というお誘いの電話がかかってきた。
ーこの時、私は妊娠8か月。
「今が、報告するタイミングだ!」、と思い、「実はね、私、今、妊婦さんなの」と伝えたら、喜びのあまり、電話口で泣かれてしまった。
「報告が遅くなってごめんね。」と返す私も涙声に。
電話している私の横にいた夫は何事かと驚いた様子だった。
(自分の奥さんが電話しながら泣いていたら、そりゃ驚きますわネ。)
前回のランチが、「最後の移植」をした二日後の10/24で、この時、「今回が最後の移植になる」、と言ったことも覚えていてくれたようで、「頑張っていたもんね!本当に良かったねぇ。おめでとうー」と言ってくれた。
こんなに喜んでくれるなんて、、、本当に嬉しかった💓。
今日のランチは「何がポイントだったんだろう」というのが話題の中心だった。
まさに、「叔母とレビュー」!
叔母の分析は、
1)運動をしていた(テニスを張り切ってしていた)
2)鍼をしていた
↑お世話になっているメープル鍼灸治療院
3)引越しをした(昨年1月→15年住んでいたエリアからの引越し)
4)葉酸サプリを変えた(昨年1月→2年以上飲んでいたサプリから病院で勧められた葉酸に切替え)
↑去年から飲んでいる葉酸「エレビット」
5)ハナコをお迎えした(昨年6月→人生初の犬との生活開始)
↑我が家初日😍のハナコ
6)病院を変えた(昨年6月→それまで通っていたクリニックで「そろそろやめ時では?と言われたこと&自分でも病院かえて最後のチャレンジしたいと思った)
7)ビタミンDを葉酸に加え摂り始めた(昨年6月→新しく変えた病院の血液検査の結果、ビタミンDが足りないと指摘され、葉酸に追加で摂るようにした)
8)仕事を辞めた(昨年7月)
9)諦めず粘り強く治療した
だった。
1)、2)、9)は3年間実行していたことなので、継続していたことがポイントではあると思うが、3)~7)は昨年新たに実行した追加事項だったのでこれら全ての要素が上手いこと絡み合ってプラスに転じたのかなと思う。
やっとポジティブな気分になる私。
分析したところで、犬好きの叔母の最終結論は「やっぱりハナコが赤ちゃんを連れてきたのよ!!!」だった。
私もそう思うー!!!(笑)
ハナコが我が家に来て、初の犬との生活は治療のことばっかり考える余裕がなく、無我夢中になっていたこと、ハナコが可愛くて可愛くてこの私にも「母性」が芽生えたことも大きかったのではないかな、と思う。
なので、叔母の結論に1票!(笑)
もちろん、今までの積み重ね、新しく取り入れたこと、すべてが結果につながっていると思うので、分析結果はそれはそれで正解なのだけど、メンタルの部分が大きかったのも事実。
ハナコのこと、新しい病院の医院長先生や看護師さんが本当に優しくて心が柔らかくなる、仕事を一旦クリアにしたこと、これらがメンタル面でストレスから解き放ってくれたのかなと思う。
やっぱり、メンタルって大事よね。
「マタニティブルーかも?!」、なんて言ってられない!
いつものアプリに「出産予定日まであと52日」と言われているし(笑)
残り少ないマタニティーライフ、思い残すことなく、せっせとやるべきことをやって、来る出産日まで「楽しもう!」
元気をくれた叔母さん、ありがとう!