killarahanakoのブログ

43歳からはじめた不妊治療!47歳8か月で出産した超高齢ママ。愛犬ハナコのこと、日々の生活を不妊治療当時を振返りながら綴っています。

不妊治療振返り⑫加藤レディースクリニックでの治療 (その6)~最後の治療?KLCとの決別~

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今日も梅雨の晴れ間。

明日から雨とのことなので、大物含めせっせと洗濯をする!

 

ハナコも気持ちよく日光浴中

 

思いがけず、入院することとなり、私のブログも「入院生活」を中心にしばらく綴っていたが、不妊治療の振返りを再開しようと思う。

 

前回の振返りは、治療のリミットを「45」としていたものの、誕生日を迎え46となり、加藤レディースクリニックで2017年12月19日の妊娠判定は陰性に終わって・・

 

と言うところまででした。

 

それ以降の私、治療中であることを忘れるかのように仕事・プライベートともに怒涛の忙しさに襲われることになるのです。

 

2017年12月

 

翌年、1月7日に目黒→千葉県松戸市へ引越しをするにあたり、

松戸市のマンションのリフォーム工事

・業者選定、相見積もりに伴う各社現地立ち合いでの打ち合わせ

・見積内容チェック、再見積もり、発注

・工事、途中経過などチェック、現地複数回往復

目黒のマンションのリフォーム工事

(賃貸に出すにあたり同じく、業者選定などなど)

目黒の物件を賃貸に出す

・家賃相場確認

・物件資料作成

・不動産業者回り

・管理会社選定

仕事

・年末駆け込みでの契約4件対応

(契約書作成、契約手続き立ち合い、などなど)

 

それに加えて、引越し準備・・・夜な夜な荷造り・・・

あっと言う間に年が明けてしまう。

 

2018年1月

・1/7に引越し

・1/8、ソファが入らないトラブルに見舞われ、考えた挙句、荷物を搬入してくれた引越し業者にソファのみ、目黒へ送り返すことにしたため、その受取のため目黒へ舞い戻り、粗大ごみの手続きをし、松戸へ戻る

・1/9 メープル鍼灸治療院で年末年始、引越しの疲れをとる

・(仕事)年始、スタートダッシュ?で契約が重なる

・(仕事)年始、スタートダッシュ問い合わせ対応に追われる

 

バタバタの中、それでも週1回のメープル鍼灸治療院での治療は譲れない!!

ということで、1/9に続き、1/18、1/26とメープル鍼灸治療院へ。

せっせと通い、仕事の愚痴や新しい街の様子などをメープル先生に聞いてもらう。

 

maple-acupun.com

 

今周期、治療はお休み。

 

2018年2月

・(仕事)年度末に向けての契約が多く発生、バタバタ!

・(仕事)新規で担当が2件加わりバタつく

・賃貸で募集をしている目黒の物件の管理、問い合わせ状況から、近隣不動産会社(仲介店)へ営業を毎週掛けに行く

・目黒の物件のリフォーム進捗確認で毎週、現地確認

 

メープル鍼灸治療院での治療(2/1、2/9、2/22、計3回)

 

1月より落ち着きを見せるも、変わらず忙しい&賃貸で募集をかけている目黒の物件の進捗が見られず、焦りが出てくる。

賃貸しかも、ファミリータイプの物件なので、2月、3月で決まらないと夏まで決まらない?? ローンが残っているのと、松戸のローンもあるので、我が家の財政上、耐えうるのはあと3か月

 

治療のほうに意識がいかない。(または無意識の現実逃避?)

 今周期も治療はお休み。

 

2018年3月

・(仕事)年度末に向けての契約対応は変わらずあるも、落ち着いてくる

・(仕事)担当先とのトラブル発生、対応に追われる。

 

 

メープル鍼灸治療院での治療(3/2、3/9、3/23、計3回)

 

実は、この月、法人を設立

設立に向けては夫が奔走したので、私は平日にしかできない事務的なサポートのみだったが、我が家にとっては大きな節目の月となる。

 

気候も良くなり、テニスを再開するべく、近隣のテニススクールの体験申し込みを始める。以前目黒区で通っていたスクールと比べると少し物足りない印象はあるものの、「会費なり」かな、と思い、キャンセルルールが緩く、フレンドリーなところに入学決定! 少しづつ、プライベートでもベースを固め始める。

 

その他、月末にタイ人の友人2名が来日。

東京観光、食事と久々に英語を使い、自分を取り戻したような感覚

 

そろそろ、治療も再開しようか!という気分になるも、、、、

 

夫との話し合いで、「現在、目黒の物件も決まらず、住宅ローンが二重にかかっている状態で治療にさらに現金は使いたくない!」とはっきり言い渡される。

(因みに、目黒の物件は私、キララの名義、松戸は夫名義)

 

最後の凍結胚が残っているものの、、慌てて移植するものでもないのではないか?

生活の落ち着き、経済的な落ち着きがあってこその治療だから、残りの凍結胚への期待感よりも負担感のほうが大きい。

 

とも言われた。

 

夫の言う通り、、、あれもこれもは無理である。

 

不妊治療はお金がかかるという現実を改めて、見直さなければならない。

これまで、KLCだけでも相当額を使ってきており、まるで、一人、若手社員を雇っているかのような、額が消えいっているんだから夫の言うことはもっともなのである。

 

確定申告で医療費を計算すると、それは歴然としており、夫に「身の丈に合っていないことをしているんだよ」と言われた時もあり、何度、治療を止めるといったことか・・・。

 

一旦決めたリミットは越えているのだから、急がなくてもいいじゃん、ちょっと休憩!という思いと、年齢がまた進んだことで早いほうがいい、という思いもありつつ、

でも、受精卵は45歳の時のもので、卵はこれ以上、年を取らないし!、などと自分の中でごちゃごちゃ言い訳めいた思いが交錯する。

 

3周期、治療を休んでいたが、次の周期も休むことにした。

 

2018年4月

・(仕事)新年度となり、新規事業計画が始まり、その事業部長に抜擢される。

打ち合わせ、資料作りなどで忙しくもやる気十分!出張が増える。

・(仕事)既存担当業務もボリュームは変わらずあるもこなす。

・目黒の物件、申し込みあるも、キャンセルを食らい、振出しに戻ったため、宙に浮かせているのも限界と判断、売却へ舵を切りなおす。

 

メープル鍼灸治療院での治療(4/6、4/19、計2回)

 

仕事が新しい展開を見せ、忙しくも充実し始め、テニスにも週一回通い、心身ともに調子が良い。

 

オーストラリアから高校時代の友人が遊びに来ており、また英語を使うことで、自分らしさを維持。英語を話しているときの自分、なんか生き生きできている気がするのは気のせいか?

 

仕事、テニス、友人との再会でエネルギー充電、かつ、目黒の物件を売却する決意ができたので、モヤモヤが一つなくなり、視界が広がってきた

 

売却することで夫も納得し、であれば、経済的な面でも負担が減る手立てができるので、治療を再開しよう!ということになり、残りの凍結胚を次の周期に移植することにした。

 

ということで、治療、再開

 

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2018年4月27日 KLC D12のホルモン値チェック

 

採血

 

内診

診察

(担当:加藤医院長先生)

 

E2------382

LH------8.3

P4------0.2

ホルモン値は特に問題なし。

 

今周期、残っている凍結胚を移植したい、と伝えると

 

「ホルモン値、特に問題ないので、移植していきましょう。5/4で行きましょう。」

 

はい、わかりました。

 

ところで、、と院長先生が切り出す。

 

「 治療のやめ時とか考えていますか? うちでの採卵、移植と治療を重ねてこられてますが、採卵9回、移植は3回、これからもっと状況が厳しくなると思うんです、年齢的にも」

 

そうですね、46歳になってしまって、顕微授精でやってもなかなか胚盤胞まで育たない移植しても着床しない、というのは事実なので、これを最後にしようと思います。

 

それでいいと思います。

 

では、5/4、よろしくお願いします。

 

・・・・KLCはあまり感情とかは出さない、ドライというか、本当に無機質な対応

医院長先生直々に、淡々と、直接的な言葉で「無理」と言われたわけではないが、事実上、「無理」宣言をされたわけである。。。

 

ドライな空気の中で、平静を装っていたが、やはり不妊治療の「最後の砦」として名をはせている「あの加藤レディースクリニック」に「見切り」をつけられてしまったのは、ショックだった。

 

しかも、院長先生に。。

 

とりあえず、移植に向けて、体を整えることだけを考えよう!

 

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2018年5月2日 メープル鍼灸治療院

 

移植に向けて体を整えてもらう。

 

メープル先生にKLCで医院長先生に見切りをつけられた話をし、今回で最後にすると伝えた。

そっか、そっか、と話を聞いてくれた

 

まずは、明後日移植、頑張ろう!とエールを送られる。

 

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2018年5月4日 KLC 移植

 

GW真っただ中、「みどりの日」ではあったが、いつものパターンで私一人、クリニックへ。

 

受付を済ませ、ホルモン値チェック

 

E2------142

P4------22.8

 

 

凍結胚準備

 

 

昼食のため、外出

 

 

ナースセンターへ

体温・血圧測定

 

 

施術室

移植

 

ベッドへ

15分くらい横になってから

 

 

診察室へ

培養士との話

 

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20180504移植情報

今回、移植した受精卵は「D」判定!

 

前回「C」から1ランク落ちるも、妊娠の確率20~34%とのこと。

 

結果を待つのみ。

 

フロモックス、デュファストンを処方される。

 

 

会計

 

本日の支払額:126,006

 

判定日は5/11

 

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2018年5月7日 メープル鍼灸治療院

 

移植情報等を報告、着床に向けて施術してもらう。

 

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2018年5月10日 メープル鍼灸治療院

 

判定日直前の最後の一押し!

 

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2018年5月11日 KLC 判定日

 

ホルモン値チェック

 

E2------40

P4------4.0

β‐HCG----0.0

 

 

Σ(゚д゚lll)ガーン、、、β‐HCG----0.0 ですか・・・・・

 

0.0とは、疑う余地もなく、「完ぺきな陰性」の判定。

 

参りました!!!

 

最後の診察、特に先生と話すこともなく、「陰性」と伝えられても、

 

はい。 数値結果を見れば、わかります。 お世話になりました。。。

 

と言って、診察室を出る。

 

会計も血液検査代、確か、7000円くらいを支払い、KLCを後にした。

 

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最後の「持ち球」もなくなり、すっかり在庫はゼロ

 

この時の私の心境は、、、限りなく「」に近く、日記にも何も記していなかった。

 西新宿から自宅までの30分の記憶はない。

 

翌日、5/12から14まで2泊3日で日本に遊びに来ていたアメリカ人夫妻と我々夫婦、4人で福岡へ旅行へ出かけていき、彼らをアテンドすることに集中

 

彼ら、日本語が話せない!でも日本大好き、という。。

明るく、楽しい夫婦だったので、こちらも色々と世話を焼きたくなる。

 

福岡から戻った翌日、5/15に彼らを成田まで見送りがてら成田山観光を一緒にし、怒涛の英語漬け!久々に4日連続英語漬け頭はフル回転舌もフル回転(笑)で治療の結果を忘れさせてくれる、とてもよい気分転換になった。

 

この気分転換が功を奏したのか?

 

 KLCでの治療はこれで終了~ Ω\ζ°)チーン となるのだが、、我々夫婦にとって、ここから色々なことが大きく展開してくのでした。

 

続く