マタニティライフ / 出産までのカウントダウン ~ 1日前(入院当日) ~
曇り時々雨。
いよいよ、お産入院当日となった。
先日夜、夫はいつもの週末の夜、翌日は私の入院ということで会社を休んでくれていたので、夜中までテレビ三昧、そのままリビングで寝ていたようだ(;'∀')
そのおかげで、ハナコまで夫に付き合って朝までリビング、、本当は、私、ハナコとべったり寝んねしたかったのにぃ、、、(若干恨み節)
入院前にハナコをお風呂入れたかったので、朝から夫と「共同作業」。
お腹が大きく思ったように洗ってあげられないので、洗うのは夫が担当、ドライヤーで乾かすのを私が担当。
私の入院中は夫のワンオペ(犬だけに・・って駄洒落の世界(-_-;))でお風呂どころじゃないだろうから、ハナコをきれいにしてあげられて満足!
しばらく会えなくなるので、ハナコを抱っこしようとするも、何かを感じ取って拗ねて、そっぽを向いてしまう。。。 Σ(゚д゚lll)ガーン
素直じゃないハナコちゃん!
私はめげずに、「ハナコ、しばらくマミーお留守にするけど、待っててね!マミー、ハナちゃん大好きだからね~。」とハナコを撫でながら、話しかけ、後ろ髪ひかれつつも、家を出た。
病院へは自宅から車で15分くらいだが、うちには車がないので、タクシーで移動。
13時、指示された時間通り入院受け窓口へ。
入院計画書、同意書などを窓口で提出、そうしたら、窓口の人より「帝王切開であれば、高度医療制度の手続きをしてください」と言われる。
高度医療制度?? んん??よくわからないが、申請書類をもらって記入することにした。 退院後、入院費精算のときにちょっとびっくりすることになるのだが、この件については後日!
※高額医療制度とは・・https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3030/r150
入院窓口のスタッフの方に連れられ、産科病棟へ。
ホテルでチェックインし、ホテルスタッフが荷物をもって部屋へ案内してくれる、そんな感じだな、と思ってスタッフの方の後を歩いて行った。
自分の気持ち的にはつい最近まで入院していたので、産科病棟へ足を踏み入れた時、見慣れた光景、見慣れた看護師さんたちがいて正に、「ただいま!」という感じ。(笑)
「個室で良かったですよね?」と確認され、病棟一番奥の個室へ案内される。
この前の個室より広い!!!
夫は、独身時代に住んでいた自分の部屋より広い!!!!と驚いていた。
一度個室を経験してしまうと、大部屋はキツイ。
ましてや出産後は母子同室となるのでお互い様、といいつつ耐えられないかもしれないので絶対!個室!(贅沢言ってすみません。。でも、、、でも無理だから~)
そして、改めて入院計画書を見ると、、
病名:高齢初産
入院目的・術式:選択的帝王切開術
となっていた。
病名、高齢初産って、、(-_-;) まあ、そうなんだけど、書類に記載されると「高齢」を痛感させられる。
個室に入り、荷物をあちこちしまって、「巣作り」完了。
まだ、パジャマは着たくなかったので、そのままの服装で医師の診察を受けた。
診察室が使用中とのこと、なんと「分娩室」での診察。
この時、夫も同席。
私は前回の入院の時に分娩室で急遽診察を受けていたので、二回目の分娩室だが、夫にとってこれが最初で最後の分娩室体験となった。
恐らく50㎡くらいあるだろうか、、広い!
夫は少し緊張気味に室内を見まわしていた。
初めて、モニターで赤ちゃんの心拍を聞き、胎内のエコーもモニター画面で直接見るのも初めてで、モニター画面や、心拍の音を録画していた。
初めてづくしで、良い経験になったのではないだろうか。
問題なしとのこと、採血をし、下腹部の剃毛(まさかのバリカン(-_-;))をし、帝王切開前日の準備は整った。
特に安静というわけでもないので、夫と院内を散歩、院内にあるドトールでお茶をしてゆったりと過ごした。
病室へ戻ると、年配の女性看護師さんらしき人が入ってきて「あの、、ご相談があるんですが、、」と切り出してきた。
会社勤めの頃、このような切り出しで私のところにやってきた部下、他部署の人間からの相談は「ろく」な内容ではなかったので、一瞬身構えてしまった。(笑)
その相談事というのは、看護学校の学生を入院中、私の担当として就かせてもらえないか、というものだった。
この年配の女性看護師は、この病院の付属の看護師学校の先生で、元、この病院の参加の看護師さんとのことだった。
看護師見習の学生さんは、直接の医療行為はしないけれど、、適切な指導の下、補助をするとのこと、覚書などに署名することになった。
担当はピカピカの看護学生さんで純朴そうなお嬢さんだった。
「途中、いやになったら遠慮なく言っていいし、中止できる」ということだった。
書面を交わす時点でちょっと面倒くさいな、、と思いがよぎり、「やっぱりやめます」と言おうかと思ったが、彼女を前にお断りするのはちょっと申し訳ない思いがして、結果、引き受けることにした。
これが看護師の卵・穂乃花ちゃんとの新しい出会いの始まりだった。
看護師の卵・穂乃花ちゃんは21歳、なんと、お母さんは50歳とのこと、、Σ(゚д゚lll)ガーン
お母さんの年齢を聞くんじゃなかった・・・
自己紹介やら世間話をひとしきりして、一旦穂乃花ちゃんと看護師学校の先生は引き上げて行った。
夕方になり、うちの両親が病室に顔を出した。
精が付くように、ということと私の大好物、「ウナギ」弁当を持ってきた!!!!
前の入院の時も強烈なお土産を持ってきてくれたが、今回、お弁当とは。。。
確かに、食事制限はないし、食べ物の持ち込みはできるけど、なんて大胆なお土産(-_-;)
ウナギは嬉しいけれど、Σ(゚Д゚)
これも母の愛情なのか??でもやっぱり変わってるよなぁ(-_-;)
しかも、夫と私の二人分。
「仲良く最後の?晩餐しなさい」と置いて行った。
と、いうことで、病院食をスキップし、夫と少し早めの夕飯をとり、ハナコが心配なので、18時ごろには自宅へ帰ってもらった。
夫と解散し、一人病室の私、、シャワーを浴び、パジャマに着替えてベッドに横になり、メールしたり、テレビ見たりして過ごした。
驚くほど、実感がないまま出産前夜は過ぎて行った。
明日は、9時から手術開始なので、7時から点滴開始。
それまでに手術着に着替えなくちゃいけないとのこと。
とりあえず、手術着などを準備して寝ることにした。
続く