ハナコ絶不調 〜続編〜 セカンドオピニオン
今日は37wd4、私の最後の妊婦健診の日だった。
でも、全く健診どころではない!
午前中、夫に会社を休んでもらって、ハナコを一緒に病院に連れて行き、私は妊婦健診だったので、そこから別行動となり、自分の健診へと向かうことになったのだ。
先日、ハナコが絶不調の旨、ブログに書かせてもらったが、ハナコの調子がまだまだ回復せずにいて、さらにこの前の日の夜にハナコの調子がおかしくなってしまったのだ。
(>_<)
前回のハナコの体調に関するブログはこちら↓
ブログのおさらいを少し。
今回の不調の始まりは6/16の夜から。
前回、ハナコに関するブログは6/19までだったが、実は、その夜も吐いてしまう。
処方されていたアルジオキサ錠100mg「トーワ」(胃炎・消化性潰瘍治療剤)を6/17以来、一日2回、ごはんに混ぜて与えているが効果なし。
フードも、動物病院の先生の指示に従い、鳥のスープ、鶏肉+サツマイモにフードを少し加えたものを3回に分けて少しずつ与えていた。
因みに、今まで、ハナコが好きな食べ物、ヨーグルト(無糖)を毎朝スプーン3杯くらい、たまにバナナ、リンゴ、スイカなど一口サイズをあげたりしていたが、この先生曰く、ヨーグルトは水分に近いからダメ、と言われてしまった。
あんなに喜んで食べていたものを、、ダメだったのか、、、という後悔。
誤解なきよう、お伝えしたいが、ネットなどで「与えても良いものかどうか」は必ず調べてから与えていて、量も少なめに与える、などしていて、好みのは比較的頻度よく与えていたので、やたらめったら食べさせていたわけではない。
それでも毎朝、私たちが食べているのを食べたそうにして見ているハナコが不憫で不憫で。
元々やせ気味を気にしていたのに、さらに「やせ細ってしまった」ハナコを見るたび、可哀そうで、切なくて、どうしてあげたらいいのかわからなくて、泣けてきてしまう。
動物病院の先生には、「しばらく落ち着くまでは吐くと思うから、吐いたら、またスープから始めて根気よくやってね。」と言われていたので、引き続ぎ、6/20、6/21も軽く吐いたときは、以下のアドバイスに従ってやっていた。
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①引き続き2時間ごとにスープを与え続け、胃の膜をはること。
②4回目のスープから鶏肉も与えてOK(スプーン1サイズくらい)
③スープ+鶏肉を少しづつ増やしていく
④スープ+鶏肉+フード+胃腸薬(少なくとも10日は薬を続ける)
_____________________
そのかいあってか?6/22、6/23、6/24は吐くこともなく、安定した様子。
ホッとしていた。
ところが、6/24夜、、、
夫が帰宅し、「ハナコ、大丈夫だった?今日は吐かなかった?」と聞いてきて、
私も、「今日はなんか元気で、少し吠えたり、おもちゃで遊び始めたよ ♪ 」
とのんきな会話をしていた。
夫「じゃあ、今日、軽く散歩に連れて行こうかな?」と言って散歩準備としておやつを出そうとしたときに、なんと、そのおやつの袋を落としてしまい、床におやつをばらまいてしまったのだ!
ハナコ、体調万全でないものの、食欲はあるので、その匂いに引き付けられて、ばらまかれた「おやつ」目がけて走ってきた!!
人間二人がかりで急いで、そのおやつを拾ったものの、ハナコの口にも勢いよく何個か口に入る(;'∀')
夫と二人、「もうー、ハナコは食いしん坊なんだから。(笑) ごはん減らされているから、お腹空いてるのかねー(笑)。」と笑いながら話していたら、、、、
ぐえぇぇっ。。
と、経った今食べたおやつを吐き出した!!
白い泡と、おやつ、、そしてよく見ると赤いものが!!!!
え???赤ってなんで? おやつはクラッカーで肌色なのに??
慌てて、写真を撮り、吐いたものを手袋をしてチェックしたら、血だった。
そのショックたるや、、、
夫には「何食べさせたの?なにか誤飲したんじゃないの?掃除したの?思い当たる節はないの?」と質問攻めにあう。
私は、ショックのあまり少し反応が遅くなったが、「アドバイス通り、スープ、鶏肉+サツマイモでフードを少し加えて、合計40グラムぐらいを食べさせてたよ。
ずっと寝てたし、誤飲するようなものはなかった、、、ハズ、、、」
今まで、吐き癖があってたくさんハナコの吐いた姿を見てきたが、血を吐いたのは初めてで、動揺を隠せない。
「明日、朝一で病院へ行こう!」
ここまでは、夫婦一致の意見だったが、「明日、いつもの先生の所じゃなくて、N動物病院にしたい」と私から言い出した。
夫、「え?でも今までの経緯があるし、いつものY先生でいいんじゃない?」
「いや、いままで、民間療法的な方法で診察してくれて回復していたけど、今回はもうあそこじゃイヤ。どうせまたY先生、スープとか言ったりして、栄養剤打ってくれる程度だったらよくなると思えない。庶民的でいいけど、もっと設備の整ったところでちゃんと診てもらいたい。それでなんでもなければ、いいし。後悔したくない!」と夫に訴える。
夫としては、いつものY先生は親身に相談に乗ってくれ、診察費もほぼ最低限くらいしかとらないので信頼しているのを別のところにいくなんて、、と少し躊躇していたようだ。
私は畳みかけるように「何も、かかりつけは一つでなくて、いいんじゃないの?入院させるとか、そういう事態になった時にY先生のところは設備が整っていないし、スタッフもいないから、ケアどこまでしてくれるのか不安だけど。Nならスタッフもいるし、どっちらかが緊急時に先生が不在だったら、もう一方に行けばいいんだし。」
どちらも我が家から徒歩2分で西へ行くか東へ行くかの違い。
Y先生のところは、
自宅で開業していて、一人ですべて対応、正直なところ、病院内は薄暗く、オシッコの匂いと薬品の匂いが強く、なかなか、、、マニアックな?
Y先生は商売っ気がなくて動物好き、お話し好きで街の獣医さん、という感じ。
一方N動物病院は、
ここ1年半くらいで新規開業した動物病院で夫婦で獣医さん。
看護師もいて、グルーミングサロンも併設している。
口コミも評判よく、丁寧に診察してくれると書かれている。
設備も整っていて清潔感溢れるクリニック。
N動物病院の内装、こんな感じです↓
この二つの動物病院は本当に対照的で、恐らく、ほとんどの人は新しく、きれいなことろ、Nを選ぶのではないだろうか。
夫は、「かかりつけが二つあってもいい」、という点と、今回は同じ病衣院ではなくて別のところで「セカンドオピニオンをもらおう!」という点に納得してくれ、N動物病院へ連れて行くとこになった。
2019年6月26日(水)
8:45 念のためN動物病院へ電話を入れる
診察受付開始しているので、そのまま来てくれとのこと、ハナコと3人で病院ヘ
9:00 受付
すでに4組、待合室に診察待ちがいた
(Y先生のところでは他の患者さんに遭遇したことは一度もない(;'∀'))
9:30 診察室
これまでの経緯を伝え、Y先生のところでの治療明細を先生に見せる。
可能性として
・誤飲
・胃腸炎
・十二指腸炎
・食道炎
・その他
上記が考えられるので、エコーで確認し、レントゲン撮影をしてもらう
10:30 再度診察室へ
エコー、レントゲンの結果を見せてもらう。
食道のところに、気になるものが映っている。誤飲した骨か?
一日、ハナコを預け、血液検査をし、バリウムできちんと流れているか、
その後、ご飯を食べさせ吐き具合を確認、再度レントゲンを撮って様子を確認
する、ということで、夕方お迎えに行くことにする。
私は、ここから妊婦健診へ。(11:00-13:00)
健診内容はいつも通り、尿検査、エコーで赤ちゃんの確認、推定体重等を測る。
その後、翌週に控えた帝王切開の担当の医師と面談、入院スケジュールなど確認し、
この日は終了!
ハナコが気になる!!!
預けるのはこの日が初めて、、、どうしてるかな?
おとなしくしているのかな?
と、そこへN動物病院から電話が入る。
一瞬、ドキっとするが、ハナコの状況を知らせてくれた。
おとなしくしているらしく、これからご飯を食べさせます。という連絡だった。
私はY先生しか比較の対象がないので、よくわからないが、飼い主へ途中経過を連絡してくれるなんて、なんて素晴らしいフォローなんだろう!と感心してしまった。
心配事が少し軽くなったので、気をよくしてランチをしてから自宅へ戻る。
夕方まで昼寝をする。
18:00 夫、帰宅
18:30 ハナコを迎えにN動物病院へ
19:00 診察室
①血液検査の結果のフィードバックを受ける。
気になる数値として、炎症を起こしているという結果が出ているとのこと。
②バリウム検査の結果、しっかりバリウムが食道~胃~腸ときれいに流れて
いるので何かが、引っ掛かっている、または、どこかで穴が開いている、
ということは確認できない。
③食後、やはり吐いたので内容確認したところ、未消化だったことから
胃まではフードが到達していることが確認できるため、胃の出口が狭い?
のかもしれない。
④胃の中でアレルギーを起こしている?のかもしれない
今回、確定的診断は下せない、とのこと。
強めの吐き止めの点滴と抗生剤を注射し、2日間、投薬もし、様子を見て
再度、6/29に診察を受けることになった。
ここで、ハナコ登場、奥から看護師に連れられてきた。
診察台乗せられたハナコ、、、体が震えていて、私を見るや否やヒシっと
抱き着いてきた。
私はもう、涙ぽろぽろ。
これを書いている今もまたその光景を思い出し、涙、、、
妊婦だから?感情が高ぶっちゃうのか?
目の前で点滴、、注射、ハナコもキャン、、、と小さな声で鳴く。
いや、もうハナコに何かあったら、、と日ごろから変な想像するだけで
泣いてしまうので、極度の親バカ・心配性と思ってください。。。
夫はびっくりして私を見ていたが、涙はしばらく止まらなかった。
今後の方針として、今回の強めの吐き止めでもさらに吐くようであれば、
ステロイド剤の使用も検討、フードも治療食へ、ということを検討。
それでも回復しないようであれば、内視鏡で検査をしていく、なにか重篤な
病気が隠れているのかもしれないし、、とのことだった。
内視鏡ともなると、全身麻酔となり、短頭種のフレンチブルドッグにはとても
大きな危険が伴うとのこと。
なんとか、これは避けたい。。。
次回診察までするべきこと。
☆フードを2時間おきに15グラムずつ、ふやかして食べさせる
ハナコの体重から120グラムのフードが適正量、これを8回に分けて食べる。
寝る時間以外は、ちょこっと食べをする、ということだった。
食べ物は鶏肉のほうがいいのか?と尋ねたところ、むしろ、フードが良いと。
バランスが整っているので。
では、水分は?鳥のスープがいいのか? これも水、またはペット用の
ポカリスエットがいいとのこと。
塩分、カリウム、カルシウムが摂れ、水分・ミネラルをすばやく補給できる
そうです。
ペットスエット、 早速購入!
ハナコと3人、帰宅し、いつもの3人の空間に戻った。
夫と私でハナコを取り合うようにハナコをなでたり、触ったり(笑)
Y先生とは、まったく違う方針、、、たくさんの鶏肉、スープの在庫(;'∀')
今回は、すべて捨て、N動物病院での方針を受け入れ、ハナコが回復する努力をしよう!
まさにセカンドオピニオン、、。
ハナコのことに限らず、自分たちのこと、これから生まれてくる子供のことなど、
自分たちが、何を選択するか、という責任・リスクは常に付きまとうが、答えは一つだけではないはず!
これまでの不妊治療だって、病院を選択し、転院したり、鍼を導入したり、ヨガをしなかったり、、サプリだって数ある中から自分で選択したのだから。
盲信的に一つのことを受け入れるのではなく、広い視点をもって、判断していきたいな、と改めて思う出来事だった。
パニックになりがちだけど、落ち着いて、落ち着いて、一呼吸していこう。
明日からのハナコの「ちょこっと食べ用」にフードを15グラムずつ、小分けにしたものを用意して、寝ることにした。
早く、本当に早く、ハナコが良くなりますように・・・
この記事の続編を、いい意味で書くことがありませんように・・・