killarahanakoのブログ

43歳からはじめた不妊治療!47歳8か月で出産した超高齢ママ。愛犬ハナコのこと、日々の生活を不妊治療当時を振返りながら綴っています。

キララ家のピンチ ~ベビー君・ハナコを連れて家を出るの巻・三日目/急展開(後半)~

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んー、どうしたものか?

 

私とベビー君とハナコ家から追い出した夫が「迎えに行く」と言ってきた。

 

どう受け止めていいのか、、、

 

相手の考えていることが、全く分からない

 

戻るなら、暴言を吐かない、罵声を浴びせない、暴力を振るわない、という覚書を書かせるとか、、そんなことをしたら余計にこじれる気がする。

しかも、逆上しそう、、、

 

だって、本人に自覚がないと思うから。

 

何人かにアドバイスを求め、落ち着くために昼食を取ってみた。

 

どうしたいのか?

何が最適なのか?

 

思考が停止したままだったけれど、

「キララには味方がたくさんいるからね!」

「キララは全く悪くないよ!」

ご主人病気だよ

困ったことがあったら、何でも言ってきて!」

 

もちろん、本当に何でも頼ったら迷惑千万だと思うけれど、心強い言葉を胸にどうするべきか、考えた。

 

この世に生まれてきて3か月

たった3ヶ月

 

とにかく、当たり前だけれど、ベビー君にとってベストを選択したい。

その一心。

 

 夫に言われた言葉の数々、書き起こすとまた涙が溢れてくるくらいの暴言、、

不妊治療なんかするんじゃなかった

不良債権

 

夫婦間でも家族間でも「言っていい事と悪い事」がこの世の中ある。

 

もう、「夫」はいらないかもしれない。

でも、ベビー君をお父さんのいない子にしたくはない、、

 

もう、これ以上心身ともに傷つけられたくない。

ベビー君に危害を加えられてはいけない、、

 

今のまま出て行ってしまってはベビー君にちゃんと教育を受けさせられないかもしれない、、シングルマザーとして生計を立てなおすのに、準備が必要!

 

これからも屈辱的な言葉を浴びせられるかもしれないけれど、家に戻ろう!

 

そんな決意をしたので、両親に聞いたもらうことにした。

 

私「考えたんだけど、戻ることにする。」

父「・・・・。」

母「そうね、そうね。」

 

私「最優先は何かって、考えた時にやっぱりベビー君をこんな早い段階で父親のいない子にはしたくはない。今は、経済的に自立もできていないから、ベビー君と二人で生きていくにも準備が必要だと思うから。」

 

父「これまでだって、色々あったんだろう?準備は家に戻らなくても、ここ(実家)でゆっくりできるじゃないか!ここにいれば生活費はかからないんだし、ゆっくり社会復帰の準備をしなさい。あいつのところに戻るなんて俺は反対だ。もちろん、夫婦でそろって子育てできるのが一番だけど、もうあいつには無理だろう?あれだけのことをしたんだから」

 

母「でも、ママは3人でそろって生活をしたほうがいいと思うわ。Aくん(夫)のことは残念だし、呆れているし、困った人よね、、可愛い娘と孫をこんな目に遭わせて、張り倒したい気持ちよ。でも、キララの言う通り、どんな親でも親は親だからねぇ。」

 

私「そう、、どんな親でも、親なんだよね。」

 

父「・・・・。もどるなら一か月後とかもっと困らせてからじゃダメなのか?」

 

母「戻るなら、早いほうがいいわよ。変なしこりを残すと、ややこしいことになるわよ。明日、帰りなさいよ」

 

私「パパ、、A(夫)は、人としての感情の線がどこかずれているから、困るとか、そういうことを感じる人ではないのよ。世間体とか、そんなのも関係ないのよ。

だとしたら、あんなひどいこと言わないし、パパにも喧嘩売るようなことをわざわざ電話かけてこないでしょう、、謝罪の電話ならいざ知らず。」

 

父「まあ、そうだな。よくもあんなふざけた電話かけてきたよな。もう無理だって言ったんだぞ、俺に!ずっと前から考えていましたって言ったんだぞ、それを迎えに行くってあいつの頭の中、どうなっているんだ。謝ってきたわけじゃないんだろう?」

 

母「直接キララの顔見て謝るんじゃないの?」

 

私「謝ってくれるような人じゃないよ。今までのことを考えても」

 

父「俺は、やっぱり帰るのは反対だよ。こんなかわいい子(ベビー君)にこんなひどいことして、、」

 

母「ママだってそりゃ、怒っているわよ。でもキララの言う通り、戻ったほうがいいわね」

 

私「うん、、こんなに心配してくれて幸せだよ、私もベビー君も。明日戻るよ。でも、これからはちょくちょく泊まりに来る、二重生活みたいにさせてもらって、何かあれば荷物持たなくてもそのまま生活できるようにさせてもらえるかな?」

 

父「わかった。そこまで言うのならそうしよう。でも無理するな!」

 

母「そうね、そぅね、頻繁に帰ってきてよ、そしたらA君だって下手なことできないわよ。ストレスもお互い軽減できるんじゃないかしらね・・」

 

母とはあまり相性が良くないので、これまであまり頼りにしていなかったけれどこの一件で蟠りのようなものがなくなった気がした。

 

その母がさらに、「でも、A君には迎えに来させないでうちには上がってほしくないのよね。ママも人の子だから、一旦根に持ったら、なかなか消せないのよ。あと、ちゃんとあなたが家に戻ったところを見届けたいから、パパ、明日、荷物を車に積んで一緒にキララのうちに送り届けましょう!」と言った。

 

家にはあげたくない、、そうだよね。

今までと同じようには接することはできない、ということだよね。

それはそうだ!

 

あんなにうちの両親に可愛がってもらったのに、本当にバカな人だ。

もちろん私の妹たちや義理の弟ともあんなに仲良くしてもらっていたけれど、そういう絆も信頼も失っちゃうんだよ。。。

私は夫の親せきとはほとんど付き合いがないのでいいけれど、夫が失うものは多いよね。

 

そう思うと本当に気持ちが楽になった。(ちょっと意地悪な気持ち!!!)

 

ということで、夫に「明日帰る。」と連絡することにした。

 

ただ、その前に一つだけ確かめておきたいことがあった。

 

義理の母に電話をかけた。

 

私「Aさんから迎えに行くって連絡が入りました。お母さんから何か言ってくださったんですか?

 

義母「え?私は何も言ってないよ。お父さんと話して、Aから何か言ってくるまで待って居ようってことにしたのよ。良かったわね。

 

私「良かったのか、、Aさんの考えていることがわからないものですから、、怖くて私も話せないし、、。でも明日、父には反対されていますけど、戻ることにしました。また状況、報告します。」

 

そうか、、言われて電話してきたんじゃないんだ。

 

じゃあ、なんだろう?????

 

もう考えても仕方がないので、夫に電話をした。

 

私「明日、帰ります。

 

夫「じゃあ、明日迎えに行く

 

私「いや、それはいいい。パパが送ってくれるっていうからそうする。

近くなたら連絡するから」

 

夫「わかった・・・」

 

と、短い会話が終わった。

 

 

最後の晩餐

この日は両親へのお礼も兼ねて私が夕食を作ることにした。

 

続く。

 

 

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