超高齢ママあるある⑤ ~ 親も超高齢 ~
昨日、雨の中、「お宮参り・百日祝いのお食い初め」をしてきました。
ベビー君、4か月でのお宮参りです。
先月、予定をしていて、百日祝いもちょうど100日でのお食い初めする計画をしていたものの、大型台風のため一か月延期したのでした。
夫の両親が福岡から3泊4日で上京、先ほど、羽田行きのバスに乗せ、ようやく一連の行事は終わり!日常が戻ってきました。
ブログが書ける!!
以前から私のブログを読んでくださっている方はご承知いただいていますが、このお宮参り・百日祝いを巡っては色々あり、両方の両親がそろって、「親子三人」で実現できたことは感慨深いものがあります。
夫の両親にしても、生後4か月にして、初対面。
「初孫」が「幻の初孫」にならないで良かったですね!
嫌味半分、本心半分
※キララ家のピンチ、ご参照くださいませ・・
さて、そのお宮参り・百日祝いはドタバタ・・。
なんてたって、「みんながみんな高齢」(;'∀')
誰も人の言うことを聞いていない…何度も同じことを聞く&答えるの繰り返し。
ついつい、説明の声が大きくなってしまう。
<当日の流れ>
10:45 最寄り駅:改札外の「みどりの窓口」前集合
11:00 スタジオマリオへ
※写真撮影:①全員で②夫の両親とベビー君③私の両親とベビー君④私たち親子三人⑤ベビー君単体⑥ベビー君と私の6パターン
※服装はセミフォーマル(男性:ジャケット・ブレザーなど、女性:ワンピースなど。足元まで写ります!)
※ベビー君のお参り用の衣装はレンタル、大人のレンタルはありません
12:00 神社へ移動
撮影が終わり次第、神社へタクシーで移動(3人ずつにわかれて移動)
12:30 お参り
到着次第受付、お参り
13:00 料亭にて百日祝い・お食い初め
お食い初めセット(ベビー君)、大人は懐石料理
15:00 解散
当日の流れについては一月前から口頭で説明、1週間前にプリントアウトして手渡し&説明、3日前に説明、前日に説明、これで大丈夫でしょう!!
と、思いきや、当日、朝一番に父から「で、今日は直接スタジオマリオに行けばいいんだよね?」と電話がかかってきた。
私「スタジオに直接行きたいのなら、どうぞー。みどりの窓口の前を通るけれど、それでいいのね?どちらでも構わないけれど?」
父「あ、そうか、そうだったね。じゃあ、みどりの窓口にいるよ。」
私「うん、そうして。じゃあ、後程ね」
ふぅ、、つとめて「穏やか」に、会話終了。
無事に全員集合してから、いざスタジオマリオへ。
と、行っても駅から徒歩1分にある商業施設内の6F!
足が悪い義理の母もいたのでゆっくり、皆で歩いていたつもりが、義理の父の姿が見えない!! ええええ、この短時間で迷子ってことはないよね?しかも一本道で。
みんなでキョロキョロ、義父を探す。
すると、なんだか知らないおじさんと商業施設の入り口で立っていた。
義父「みんながまた来ないと思って入り口で待っていたんだよ」と。
一安心。
義父が見つかったところで、今度は先頭を夫にして一列に連なってエスカレーターで6Fまで移動。エスカレーター降りたらすぐにスタジオの入り口があった。
念のため「撮影、長くて1時間見込んでいるから、今のうちにトイレに行きたい人は行きましょう!」と声をかけ、女性陣、男性陣に分かれてトイレへ。
受付を済ませ、スタジオ内部へ。
雨に濡れたコートを預け、それぞれに身だしなみを整えていると、義父が「ジャケット、貸してください」とスタッフの人に声をかけている。
んんん?
私「あれ?お義父さん、ジャケットどうされたんですか?」
義父「持ってこなかったよ。写真撮るって知らなかったからさ」
へ??
何言っているのかな???
持ってこなかった???
写真撮るって知らなかった??
唖然とする私。
そこへ義母、「お父さん、何言ってるの?ボケたんじゃないの? ジャケット着るっていったでしょう。そんな恰好で写るつもりなの?」(義父、おじさんセーターにスラックス、足元はウォーキングシューズ)
スタッフ「申し訳ございません、お子様向けの衣装しか置いていないんですよね。」
当然、義父はそのまま、セーターで撮影。
写真撮影をしている場面を動画で撮影してもいいいということだったが、そこにいるのは全員「老人」、スマホで動画撮影はハードルが高く、残念ながら動画はなし。
妹に参加してもらえばよかったなぁ、、と後悔。
七五三の時は、妹や甥っ子に協力を依頼しようと思う。
撮影も終わり、タクシーで神社へ移動することに。
タクシーを拾うために駅前へ。
ほんの1分の移動だったが、気が付くと今度はうちの父がいない。
商業施設から駅までに銀行があり、そこでお金をおろしていたようだ。
団体行動なので、ここはひとつ、頼みますよ!!
一声、かけてください。(;'∀')
そして、神社に到着。
受付を済ませ、本殿の中へ。
あれ?また義父がいない。
今度は、社務所においてある様々なパンフレットを手に取っていた。
時間的には余裕があったので、特にイラつきはしなかったけれど、どうしていつも
「義父待ち」なのか、、(;'∀')
本殿での祈願も終わり、次は料亭へ。
一番後ろを歩いていたつもりが、後ろから「キララちゃん!ちょっと!」と。
振返ると義父。
義父「いやー、記念にベビー君にお守りを買おうと選んでいるんだけど、どれがいいかな?」
私「・・・お守り、買ってくださるんですか?」
前を向きなおすと、傘を差した夫、義母、私の両親がこちらを向いて待っているではないか!!
声は聞こえないけど「ねえ、何してるの?」と言わんばかりの表情。
そりゃあそうです、雨で寒いし、お腹空いているし。
私「あ、お義父さん、じゃあ、一番手前のでお願いします。」
素っ気なくて申し訳なかったけれど、ベビー君も雨の中で待っていることを考えるとあまり時間をかけてはいられなかった。
料亭へ着くと個室に案内をされた。
晴れていたらこんな感じ ↓
やっと暖かい部屋でゆっくりできるので、ホッとし、席に着いた。
もう、ここまでくれば、あとはご自由にどうぞ!(笑)
ビールを頼み、お祝いの宴が始まった。
それぞれの両親、ベビー君誕生して今回初めてじっくりお話しできる時間となったが、、皆さんお疲れモード(;^_^A
言葉少なに黙々とお料理を口にしていた。
途中、順番にベビー君に食べさせるふりをした「お食い初めの写真撮影大会」となり、イベントも佳境に。
ベビー君のお食い初めのお料理! ↓
鯛は、大人6人がかりでいただき、大満足。
それぞれ、思い思いにベビー君を抱っこしていたが、うちの母が、ベビー君を抱っこして、座ろうをしたらバランスを崩し、コロンと転がる、、ベビー君はどこもぶつけていないけれど、びっくりして号泣&母は座椅子の背もたれのところに顎を強打してしまうというアクシデントがあったものの、無事に宴は終了!
ここで、私の両親とは解散、義理の両親はそのまま我が家へ一緒に移動。
義理の両親、夫、朝からお疲れだったので、ベビー君と一緒にお昼寝。
リビングに大人3人がゴロ~ン、、私は居場所がなく、一人コーヒーを飲んでいた。
ドンっ!!!!
突然大きな物音がしてびっくり。
ベビー君も音にびっくりし、号泣。
この時、一番泣きたかったのは義母に違いない。
何を思ったのか、義母、ベビー君のロッキングチェアに腰を掛けようとしたのだ。
背中から落ちてしまいました。。。
高さは30㎝くらいだったので、大事には至らなかっかった。
いやー、こちらの肝が縮んだ。
ベビー君のお祝いイベントで怪我でもされたらトラウマになっちゃうよ。。。
この騒動?で義父も起きた。
すると、突然、「キララちゃん、こっちへ来なさい。ちょっと渡したいものがある。」
と私を手招きした。
義父のもとへ行くと、「はいこれ!」と郵貯の通帳を渡してきた。
へ? 私の目はパチクリ、パチクリ。
義父「A(夫)が寝ている間に、キララちゃんに渡しておこうと思って。初孫だからね、ランドセル代を積み立てているからね。5年で10万円くらいにはなるから。はい。」
私「え?あ、ありがとうございます。でも通帳は頂くわけにはいかないですよ。
満期になったらベビー君に直接プレゼントしてください。」
義母「あんた、通帳渡してどうするの?渡すのなら、印鑑も一緒じゃないと使えないでしょ」
い、いや、そういうことでは無くて。。。
義母「しかも、5年後生きてないかもしれないんだからさ、もうちょっと積めないのかねぇ。ケチな爺さんだねぇ。」
いや、お義母さん、そういうことでもなくて。。。
義父「そうか、印鑑がなきゃダメよね。そうそう、名義は私になっているんだけどね。
今、本人か両親でないと子供の名義では口座は作れないんだって」
だから、、そういうことではないんだけど。。。
そういえば、私の祖母も私のために積み立てていてくれたなぁ。
大学受験が終わり、合格発表後に現金でくれたなぁ。
懐かしい祖母とのやりとりを思い出し、直接もらって嬉しかったエピソードを話し、義父に、「直接、ベビー君に渡しててあげてくださいね。」と伝えた。
うちの両親に、この話、是非伝えなくては!!
ついでに下記コラムをプリントアウトして見せよう!(笑)
話がそれました、、
今回のイベント、本当に疲れました。
当日に至るまでのプロセス、夫のモラハラ・DV~家を追い出され、お宮参り中止する云々、から始まり、一旦は台風で中止となり、リベンジ企画を立てた。
もう、もしかしたら顔を合わせることはないかも、と思っていた義理の両親に孫を見せてあげ、かつ、うちの両親ともそろってお祝いすることができたことは、本当に良かった。
色々な想いが胸の中で渦巻くけれど、ベビー君にとって、両親がそろって、そして父方・母方の両方の祖父母がそろってのお祝いは最初で最後かもしれないので、無事に終わって良かった。
・・・しかし、各自が思いついたときに、何の前触れもなく行動しするし、みなさん瞬発的な理解力が衰えているので、よくわからなかったら聞き流す(聴力の問題かも?)。思いついたときに、何の脈絡もなく話し始め、まったく会話がかみ合っていない、、、まともに話を聞いていたらこっちが参ってしまうー。
おまけに母と義母はコロンと転がってしまうし(足腰弱っている?)
本当に、本当に疲れたーーーーーーーーー😫
でも仕方がないか、、両親・義理の両親、平均75歳ですから~。
超高齢ママということは、そのおじいちゃんおばあちゃんたちは超高齢ジイジ・バアバってこと、、
皮肉を言いましたが、本音としてはジイジ・バアバとのお祝いの席が最初で最後ではなく、次は七五三、小学校入学、卒業、、と続いて一緒にお祝いできたらいいな、と切に思う日曜日の夜でした。