killarahanakoのブログ

43歳からはじめた不妊治療!47歳8か月で出産した超高齢ママ。愛犬ハナコのこと、日々の生活を不妊治療当時を振返りながら綴っています。

超高齢ママあるある④ ~ 人生相談 ~

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最近、地域の交流会やイベントに参加するようになった私。

 

育児中は、ベビーと二人っきりで向き合っているから、皆、人恋しいのかな?

子供をコロンと寝かせて、初対面でも割と世間話で盛り上がることがある。

 

どの集まりでもほとんどのケース、話がはずんで、出産した病院、出産時のエピソード、出身地、家庭の話、仕事などに話が及ぶこともあり、ママさんたちのみの座談会スタイルだと「人生相談大会」みたいになる。

 

私が最年長、ということもあるのか、人材系の会社にいた、ということが興味を持ってくださるのか、大体のケース、職場復帰するべきか否か、もっと近場で残業のないところに転職したい、子供いると不利になるのか、とかそういう話になるのだが、、


一番強烈だったのが、Sさん。

只今7か月のベビーを持つママ、都内にお勤めで新年度からの職場復帰を予定している。43歳。キャリアウーマン風。こんな集まりでもパリッとお化粧していてエライ!

 

このSさん、さばさばして感じの良い方だったので、マンツーマンで話が弾んで色々とディープな話を聞かせてくれました。

 

新年度から職場復帰する予定で、今、保活中!とのこと。新年度、ベビー君が1歳になってしまうので、1歳児クラス激戦で頑張らなくちゃと言っていた。新年度に復帰も絶対にしたいので必死だそう。そして、職場復帰してから夏のボーナスもらった後に、転職したいとのこと。

 

転職を考えたら、まあ、一度、職場復帰をして「ならしてから」、というのは納得できる。産休・育休から復帰しないまま、新しい会社へ、というのはブランクが長いという見え方をしてしまうことと、仕事と育児の両立をした経験がないので、採用側も即戦力としての採用する側に不安があること、年収アップでの転職は厳しくなってしまうかもしれない。

 

もらうものをもらってからの転職、と考える人は多いので、そこも理解できる。

大体の会社は4/1からボーナス査定対象だから、1日でも欠けるとその分、傾斜かけられて減ってしまうので、、新年度に間に合いたい気持ち、これも良くわかります。

 

なので、「一度復帰してから、転職活動して、ボーナスもらった後の転職、いいんじゃない?ワーママにも慣れたころだろうし。いいと思うよ!ご主人は何て言ってるの?」と尋ねると、「旦那はいないのよ。」と返ってきた。

 

ご主人がいない??」、それは、離婚?未婚の母?死別?いくつかのパターンが浮かんだが、どこまで聞いていいのか?と思っているところに、「そもそも、結婚していないの。」と続けた。

 

私「そうなんだ。じゃあ、今は?ご両親とか、どなたかと一緒に住まわれてるの?」

Sさん「うちの実家、遠いから完全に一人で育児しているの。子供とマンツーなのよ。だからこういう交流会で気分転換してるの。お金かからないしね。」

 

そうなのか!!! つ、強い、、、というか、であれば、なんでこの街に住んでいるんだろう?ご実家の近くに住むとか考えなかったのかな?? 

 

でも、ちょっと聞けない感じ。

 

私は、話をそらそうかと思い「そうよね、こういう交流会って気軽に参加できるからいいよね。私、去年引っ越してきて知り合いがいないから、ベビーきっかけでこういったところに顔出せるのはありがたいですー」とちょっと優等生な感じでいってみたが、その話はあまり聞こえていなかったようで、、、

 

Sさん「この子の父親、社内の人間なのよ。既婚者。妊娠がわかって別れたんだけど、まだ会社にいるから絶対、今の会社に復帰したいのよ。シンママで頑張っているのを見せつけたいんだよね。で、福利厚生とか、ワーママ環境の整った会社に転職したいと思っているの。そこまで怖い女じゃないから、別に相手に長い間、プレッシャーかけるつもりはないのよ。」

 

ドラマのような、小説のような、、

ちょっとヘビーな話なので、おばちゃんには手に負えないよ。。

 自分でおばちゃんって言ってしまった。。

 

 たった一人で、ほとんどサポートなしで子育てしながらバリバリ仕事をするのは可能なのだろうか?

 

いや、考えるより、やるしかないってことだよね。

 

そういう私自身も他人事ではないのだ。

経済的に自立してベビー君と不自由なく生活していくことができるようにしなければならない!!

 

自分のことはSさんに話す時間的余裕はなかったのでしていないけれど、別れ際、

「お互い、頑張りましょうね。」、ときれいごとではなく、心から、本当に心からSさんにそう伝えたのだった。

 

連絡先は交換しなかったけれど、近所に住んでいるはず。

次回、またどこかの交流会で会ったら、お節介ながら、転職コンサルタントも紹介しようかな、と。

 

人の相談を聞いている場合じゃないけれど、相談を受けることで、自分を見つめなおす機会をもらった気がする。

 

Sさんありがとう!

 

私もSさんのように強くならないとね!!

ベビー君と離れたくないけれど、まずは、保活、頑張ります!