カフェインレスのすゝめ
今朝は冷たい雨が降っていました。
「雨の日はさびしいでしょ~」と母がよく言いますが、雨だから?さびしい?
私がずれてしまっているのか、そのような感覚にはなったことはありません。
むしろ、なんだかゆったりできる、、コーヒーを飲みながらまったり、、、
私だけかもしれませんが、雨の日はより一層コーヒーの香りが部屋の中に籠るような、コーヒーの香りに包まれる気がして、、雨の日のコーヒーが好きです。
さて、このコーヒー、、私は、不妊治療をしているころからカフェインレス派です。
※「妊娠中や授乳中」は、カフェインは控えたほうが良いといわれるのはよく聞きますが、不妊治療中もカフェインを控えたほうが良いと言われたのがきっかけで、カフェインレスです。
Caffeine Intake and Delayed Conception: A European Multicenter Study on Infertility and Subfecundity (カフェイン摂取による妊娠の遅れ:ヨーロッパ不妊施設による他施設研究)https://www.researchgate.net/publication/14157718_Caffeine_Intake_and_Delayed_Conception_A_European_Multicenter_Study_on_Infertility_and_Subfecundity、という論文があり、カフェインをあまり摂っていない人と比べてカフェインを多く摂取している人のほうが妊娠するまでに期間がかかるという結果がでているとのことでした。
コーヒー好きといっても、特に強いこだわりはなくて、カフェインレスは味が落ちるとか、香りが落ちるとか、おっしゃる方もいるようですが、私はそんなことは感じず、おいしくいただいています。
※好きだけど、ツウではないってことですね(;'∀') 私の味覚はエコノミークラス(笑)
さて、一言で、カフェインレス、といってもいつくか呼び方があり、
・カフェインレス
・デカフェ
・ノンカフェイン
・カフェインフリー
なんてありますが、それぞれ何が違うのか?それとも違わないのか??
簡単に分類するとこのようになります ↓
カフェインレスコーヒー | コーヒーに含まれるカフェインを除去した飲料。 少量のカフェインを含む。 |
---|---|
デカフェ | カフェインレスコーヒーと同じ。 |
ノンカフェイン | カフェインがまったく入っていない飲料。 麦茶やルイボスティーなど。 |
カフェインフリー | ノンカフェインと同じ。 |
・・つまり、カフェインフリーのコーヒーはないということですね!
でも、このカフェイン摂取について、本当にダメなの?実は飲んでもいいの?基準は?
と気になりますよね。
ということで、以下参照。
国・機関 | カフェイン摂取量 |
---|---|
世界保健機関(WHO) | 妊婦の場合、コーヒーなら1日3~4杯まで |
英国食品基準庁(FSA) | 妊婦の場合、200mg(コーヒーをマグカップで2杯程度)まで |
カナダ保健省 (HC) |
妊活中の女性、妊婦、授乳中の女性の場合、300mg(コーヒーをマグカップで約2杯)まで |
(参考文献:厚生労働省「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~」)
国・機関によって基準に差があるようですが、上の表を見る限り、1日に1~2杯程度のコーヒーであれば飲んでも問題ないと解釈できますね。
※ちなみに日本では1日の摂取量の基準は設けていないそうです。
とは言え、カフェインの影響を受けやすいかどうかは体質差もあるだろうし、、個人的な見解として、後悔しないためにも、できる限り摂取しないほうがよい、という思うようになり、カフェインレスにすることにしたのでした。
※カフェインの影響って??(農林水産省HPより以下、抜粋)https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/hazard_chem/caffeine.html
カフェインは、神経を鎮静させる作用を持つアデノシンという物質と化学構造が似ており、アデノシンが本来結合する場所(アデノシン受容体)にとりついてアデノシンの働きを阻害することにより神経を興奮させます。
コーヒーは、適切に摂取すれば、がんを抑えるなど、死亡リスクが減少する効果があるという科学的データも知られていますが、カフェインを過剰に摂取し、中枢神経系が過剰に刺激されると、めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠が起こります。消化器管の刺激により下痢や吐き気、嘔吐することもあります。
長期的な作用としては、人によってはカフェインの摂取によって高血圧リスクが高くなる可能性があること、妊婦が高濃度のカフェインを摂取した場合に、胎児の発育を阻害(低体重)する可能性が報告されています。
そんなこんなで、カフェインレス生活も5年目になります。
今も継続してカフェインレス生活をしていますが、実はこのカフェインレス生活、不妊治療中、妊娠中、授乳中の方だけでなく、皆さんにお勧めしたいのです。
<オススメしたい理由>
★夜でも、眠れなくなることを気にせず飲める!
★カフェインが少ないので利尿作用を気にせず、会議前とか、外出前に飲める!
★ダイエットに良い!
※コーヒーの香り成分や苦味成分が自律神経の働きを促し、脂肪の代謝を高める作用がるそうです。これはカフェイン入りのコーヒーに限らず、カフェインレスコーヒーについても言えるそう。
(参考:Q.13 コーヒーはダイエットに効果的? | 全日本コーヒー協会)
★妊活中・妊娠中・授乳中でも気軽に飲める!
★健康に良い!
※カフェインによる副作用;頭痛、胃痛、血圧上昇、倦怠感、貧血、イライラ、不眠、心臓の収縮や脈拍数を増やす、ということがないそうです。
もちろん、デメリットもあります。
★少なからず風味が抜けてしまいます。
※最近は技術が進歩していて、本物のコーヒーとしか思えない香り豊かで美味しいコーヒーが増えていると思います。
★まださほど商品数が多くない(選択肢が少ない?少し割高?)
★眠気覚ましの効果がなくなる
・・・などが挙げられます。
コーヒーはあくまで趣向品なので好みは人それぞれあると思いますが、これまで飲んできた中で価格的にも風味的にも私の好みのものは以下、3つあります!
カフェカルディ ドリップコーヒー 有機デカフェ エチオピアモカ 1p 120円(税込)
※カルディHPより
UCCおいしいカフェインレスコーヒー コーヒー豆(粉)200g 716円(税込)
※価格&画像 参考:Amazon
セブンプレミアム カフェインレスレギュラーコーヒー 170g 429円(税込)
※イトーヨーカ堂HPより
この3つのローテンションです。
そして、たまの贅沢として、スタバやタリーズの店内でデカフェ♪ (→ おしゃれな店だと何となく格好つけて「デカフェ」を「ディキャフ」(英語読み)と言ってしまう私(笑) 微妙~??)を楽しむ、ということもしています。
※店内、というのがポイント!もちろん、スタバやタリーズでも豆は売っていますが、雰囲気も含めた再現性が自宅では低いので家では普通のカフェインレスにしています!
カフェインレス、コーヒーに飽きたら、、、これ!
トワイニング カフェインレス アールグレイ 20袋 681円(税込)
※トワイニングのHPより
香りも普通のアールグレイと遜色なく、家族や友人にこれで出して、気が付いた人はいませんでした。
普通のアールグレイより少し値段が上がるのと、カフェインレスで健康面にも気づかいを見せられ、むしろオモテナシ!!
コーヒーについても、同様で、カフェインレスでお出しすることは繰り返しますが、むしろ、オモテナシです!!!(ここ強調!! (笑))
と、こんな感じでカフェインレスの飲み物を(基本はコーヒー中心ですが)を楽しんでいます。カフェインを敢えて、摂る理由もないので、授乳が終わってもきっと飲み続けるのだろうな、と思います。
不妊治療中の方、妊娠中の方、授乳中の方、そして健康志向の方、カフェインレスをお勧めします!!
ぜひお試しください!