killarahanakoのブログ

43歳からはじめた不妊治療!47歳8か月で出産した超高齢ママ。愛犬ハナコのこと、日々の生活を不妊治療当時を振返りながら綴っています。

運命の日

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今日は「最後のセンター試験、1日目。

あいにくのお天気ですが、大雪とか交通機関が乱れるような悪天候でなかったことは、よかった、よかった。

 

なんと、私、センター元年

あれから30年経つのか、、、感慨深い

 

私の試験日も小雨が降っていて底冷えする寒さでした。

帰国子女の私は、試験会場にポツンと一人、同じ高校出身同士でおしゃべりしている光景を横目に、これから始まる試験に身構えて、固まっていたのです。

 

私の後ろの席に男子二人、、、イヤホンを片耳ずつ入れて同じ”ウォークマン”から流れてくる音楽を聴いていたようで、余裕な感じ。

 

いいねぇ、余裕で。。。

こっちは緊張してるっていうのに!!!

 

と、急にその二人が「リンダリンダー、リンダリンダリンダァぁぁぁーーーー♪」と大声で歌いだしたのです。

 

なんだこの人たち!!余裕すぎてムカつく!!!!

 

当時大流行のブルーハーツを聴いていたんですね。

 

ギロリン、と軽くにらみつけたら、あれ?見たことある顔だぁ。

どこで会ったのか???記憶をたどる、たどる、、、

※このころからキョロミで、人の顔を覚えるのが得意だった。

 

あーーー、W大を受けたときに休憩中たばこを吸っていて、目についた子だ!

W大は9月、この人まだ受験続けていたんだ、、W大は受かったのかな? 

こんな余裕ならきっとW大は受かっていて、ここは記念受験的な感じなのかもね。

※当時は大学構内での喫煙はできたし、未成年でも大目に見られていた、少しおおらか?な時代でしたね。

 

ちっ!私はW大、落ちたよ、、、トホホ。

 

受かると思ていたのに落ちて、うちのママががっくり来ちゃって寝込んだよね、、

あーあ、、、

 

W大はダメだったけど、まあ、合格している2校あるから、そのどちらかに入ることになるんだろうな。

ここは受かりっこないけど、ラスト試験!とりあえず、受けておこう!

 

なんて思いながら試験に臨んでいたあの日

 

試験が終わって、校門の外にある公衆電話から国際電話(この時、家族はオーストラリア)をかけ、無事に試験が終わったことを報告したのが、30年前か。

 

 早いのか、やっとなのか??

 

 <あの時の私へ、一言!

 

  勉強、頑張ったね!! 一発逆転!!

  まさか、受かるなんて!!一番驚いたのは自分自身だったね。

  これからいろいろな経験をすることになるけれど、この学校に受かったことが

  すべての始まりだったね。 楽しんでね!

 

 

そうそう、あの時の試験会場で歌っていた人は、F君で、その後、腐れ縁というのか、30年来の友人として今でも親交があります。

 

入学前のオリエンテーション意気投合して以来、一時はお互いのパートナーとよりも会っているんじゃないかってくらい、よく飲みに行き、語り合い、楽しい時間を共有してきました。

 

私の歴史をすべて知っている?(笑)

妹たちとも仲良く、家族ぐるみのお付き合いをしています。

 

よく、異性の友情は成り立つのか、とか、どちらかが、特別な感情を持っているはずとか、、そんな風に言われることがあるけれど、本当にそういった感情は全くなく、格好よくいってしまうと、ソウルメイトなのかもしれません。

 

これも偶然なのか? 妊娠後、最初にランチしようと誘ってくれた友人がF君で結果、妊娠報告、妊婦姿のお披露目第一号がF君だったという巡り合わせでした。

 

30年前の今日は、大学にも、そこにも居合わせたF君ともまさかの、ご縁をいただいた運命の日でした。

 

人生何が起こるかわからない!!

※しみじみと思います。

 

受験生、頑張れ~。