3年前の今頃・・・寄り道の果て
今日は初夏の陽気でなんだか身も心も軽い。
本当に良い季節!!
3年前のこの時期、私たち夫婦は大きな決意をしたのでした。
そう、不妊治療を本格的に始めよう!と。
この時、私は44歳になっていました。
この決意をするまで、少し寄り道をしてしまいました。
でも、これも必要な寄り道、必要な過程だったのです。
年齢的に本当は寄り道している場合じゃない!!
時間がもったいない!!
といわれてしまうけれど、自分の中の葛藤もあったし、
結果論かもしれないけれど必要なプロセスでした。
どんな寄り道をしたのか?
<心の寄り道>
・私はとても健康的な人間でこれまでの健康診断の結果はすべてA!
特に問題のある体ではないから、機会さえ間違わなければ(夫と仲良くすれば)結果が出る!という過信。
・自分のせいではない、自分には問題はないという思い込み。(そう信じたい気持ち。回数の問題、もっと夫をその気になされば大丈夫!むしろ夫は非常に淡泊で私たちはレスという状態だったのに(-_-;))
・何とかなるハズ!という根拠のない思い込み
<治療の寄り道>
・排卵チェッカーを買い込んで毎月毎月必死にチェック(でもドンピシャ?な日に肝心な夫は・・ということが多かった。結構な値段もした→当時はあまりたくさんの種類はなく、10本で4千円くらい。ひと月で半分くらいは使ってしまう。)
・卵管造影検査を受ける。(卵管がきれいになれは妊娠しやすくなる、ということで総合病院へ行き実施。これ、結構痛い、、。一度、妊娠するも稽留流産に終わる。これで妊娠しやすいのは本当なのだと思い、その一年後に二度目の検査をすることになる→使用方法に「生理(月経)開始予定日の17日前から検査を開始し」「毎日ほぼ同じ時間帯に検査」とあり、つい一日2回、気になって使うことが多かった。)
※卵管造影剤検査とは・・・
子宮口からカテーテルを入れたあと造影剤を注入して、その状態をレントゲン撮影するといった検査で、卵管が詰まっているなど何らかの異常があれば造影剤が流れず止まってしまうので、その先はレントゲン写真に写らないということになり、詰まりの有無がわかるようになっている。その他、子宮の形状異常や子宮内のポリープの有無なども、この検査で調べることができる。卵管造影検査後は造影剤を卵管に流したことにより卵管の通りがよくなるため、妊娠しやすくなるゴールデン期間でもあるのだ。
それまではどんなにタイミング法を試しても授からなかった夫婦が、検査後のタイミング法であっさり授かってしまったという話はよく聞き、卵管造影検査後は3ヶ月〜半年の間にできる限りの妊活に励むと良いとされている。
卵管造影検査のレントゲン撮影の放射線量は極微量なため、副作用の心配は無いと言われており、100人に1人以下の確率で造影剤アレルギーを起こし、軽度のかゆみや発疹・悪心・嘔吐などの症状を訴える場合があるが、非常に低い確率であるため、副作用に対して不安に思う必要は無いと言える。
以前は痛みを伴う検査であったが、近年の造影剤の進化により膨張感や圧迫感を感じる場合はあるが、激しい痛みを感じることはほとんど無いと言われている一方で、中には生理痛のような痛みを感じる人もいるという。稀に、激しい生理痛のような痛みを伴い、気分が悪くなってしまう場合もあるようだ。
費用は5,000円~20,000円程度。
費用は病院によって異なるが、保険が適用される場合もあるため、事前に確認をとるようにすると良いだろう。
・妊娠しやすい体質にするためのヨガ教室への参加。(ヨガそのものは体にいいのは事実。ただし、私が行ったのはどちらかというと「女性的」な魅力を増すことでホルモンを活性化?という少し怪しいものでレッスン料は一般的なヨガ教室に比べてかなり高い!三か月コースで30万円といわれ、単発で数回通うに留まる)
今思い返しても、なかなかの寄り道だったなあ・・と思う。
でも、治療が必要と自覚するまではやっぱり、やっぱり必要な寄り道だったと思う。
3年前のこの時期、寄り道の末、44歳の春、ふと、暖かな春の日差しを浴び、顔をムクっと上げ、「ちゃんとした病院で治療を受けてみよう、検査してみよう」と思うに至り、治療をしている病院をネットで調べ始め、某大学病院のカウンセリングを予約することができたのである。
この病院探しが、なかなか・・・。
これについてはまた後日、日記に書きたいと思います。