killarahanakoのブログ

43歳からはじめた不妊治療!47歳8か月で出産した超高齢ママ。愛犬ハナコのこと、日々の生活を不妊治療当時を振返りながら綴っています。

スパルタ5日間集中授乳練習 ~母乳へのこだわり?~

 

 

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出産入院から私だけ、一足先に退院。

自宅へ戻ってきた。

 

どっと疲れが出て、夕食まで3時間くらい、爆睡

 

入院セットの荷ほどきをする。

何事もなければ、ベビー君と一緒に退院して今頃は実家に着いてだらっとしているのにな、、

 

というか、本当に出産したのだろうか???

 

お腹を触ってみるとぺったんこ、、、

でも、帝王切開跡の傷テープが張ってあるし、傷跡が膨らんでいる。

時間になると、、胸が張ってきて母乳が出る。

 

ベビー君の名前の載った住民票、ベビー君の入院計画書などを確認、夢じゃなかった。

 

どうやら本当みたいだ。

 

センチメンタルになっていても、搾乳時間はやって来る。

先日購入したカネソンの搾乳ポンプ、登場!

 

※カネソン さく乳ポンプ etoca

1600円(本体価格)

https://www.kaneson.co.jp/product/nursing/nursing017/index.html

 

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これで搾乳した母乳を、同じくカネソンの母乳パックに詰めて冷凍!

 

https://www.kaneson.co.jp/cgi-bin/cargo529/goodsprev.cgi?gno=4979869004459

 

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ピジョンの母乳パックはよくその辺のドラッグストアで購入できるが、カネソンは見当たらず、病院の売店で購入。両方使ってみたが、母乳を入れて、空気を抜いて保存する際、上手く空気が抜けて扱いやすいのはカネソン!!

 このカネソンの母乳パックは何度もリピートした。

 

せっせと搾乳している私を不思議そうに見るハナコ。(長女:フレブル)

ちょっとこぼしたのを、さっと舐めてしまった!!!

 

これで本当に私の娘だ(笑)

 

そんなこんなで、搾乳した母乳カチカチに凍ったものを保冷バックに詰めて、授乳練習のため、いざ病院へ。

 

<授乳練習初日>

 

いままではパジャマとスリッパで行き来していた新生児科に普段着で行くのがなんか不思議な感じ。

 

新生児科入り口のインターホンを押し、「授乳練習にきました」と伝えると、さっと自動ドアが開き中へ入った。

 

いつものように、腕までしっかり石鹸で洗い、消毒する。

 初めての直接母乳を与えるということで緊張!!

 

授乳室へ案内され、手順を教わる。

 

・自分のベビーをGCUからピックアップ。

・オムツを取り換え、肌着を全部脱がせて、体重を測り、記録する。

・授乳しやすい態勢を整える。(授乳枕、足置き台などをスタンバイ)

・肩乳10分ずつ吸わせる。

・最後に肌着を全部脱がせて体重を測り、差分を記録。

 

と、いうことでベビーを授乳室へコットごと連れて行き、オムツを替える。

裸にしてから体重計へ乗せ、ビフォーの体重を記録した。

授乳室には誰もいなかったので、ど真ん中を陣取って授乳しやすい体勢をとって看護師さんを待った。

 

看護師さんに、「では、とりあえず、抱っこしてみて自分の楽な体勢をとってみてください」と言われ、抱っこしてみる。

 

抱っこもあまり長い時間したことがなかったので恐る恐るの抱っこ(;'∀')

 

いくつか授乳スタイルがあって、自分でしっくりくる姿勢をとってみて、と言われた。

良くわからないまま、一般的な横抱きをしてみた。

 

ベビー君はおっぱいの位置はわかったものの、なかなか吸ってくれない。。。

 

少し年配の雑な看護師さんが、ベビー君の首をぐっと後ろからつかんで私のおっぱいに「さぁ、吸いなさい!」とぐいぐい、力強くおしつけてきた。

さらに、「赤ちゃんとお母さんのお腹がくっついてないと!」と赤ちゃんの体もグイっと押し付けてきた。

 

え、、・・・・ (゚Д゚;)

も、もう少し丁寧に、、、できませんかね???

 

とりあえず左右、10分ずつやってみて体重を測ったら、とりあえず、40グラム増えていた。

 

初日はまずまず

この頃のベビー君は1回の授乳で100㎖飲むようになっていたので、足りない分、60㎖を看護師さんに用意してもらい、追加で搾乳した母乳を与えて終了。

 

ここの授乳室には病院用の電動搾乳機があるので、ベビー君を眺めながら、一気にダブル搾乳。合わせて200㎖搾乳し、看護師さんに母乳を渡し、面会時間いっぱいまでベビー君と一緒に過ごし、初日を終えた。

 

滞在時間、約3時間。

 

<2日目>

 

翌日、も同じようにベビー君をピックアップするところからスタート。

この日は担当の看護師さんは川上麻衣子の美しい人だった。

 

ずーっとしゃべっていて明るく、ちょっと落ち着きのない人(;'∀')

 

私のおっぱいの形をみて、「うーん、”横抱き”より”フットボール抱き”がいいかも」と”フットボール抱き”をするよう指示を受ける。

 

フットボール抱き??

 

因みに ↓

 

・横抱き(クレードル

Best breastfeeding positions: Cradle hold

 

 

フットボール抱き

 Best breastfeeding positions: Rugby ball hold

 

恐る恐るの授乳、フットボール抱きとやらがなかなか上手く行かない・・・
案の定、20グラムしらいしか飲めていないので今日もミルクを追加で飲ませ、搾乳機で母乳を200㎖出し、しばらくベビー君と過ごし、帰った。

 

あれれ、、乳首がヒリヒリする (´;ω;`)ウッ…

 

<3日目>

 

授乳室に入ったら、担当看護師が前日と同じ「川上麻衣子さん」だったのでヒリヒリすることを伝えたら、メデラ Medela 乳頭保護クリーム ピュアレーン100 7g 天然ラノリン 100%を勧められ、早速院内のローソンにて購入。

 

それがこれ。

 

http://www.medelaonline.jp/shop/contents?contents_id=389414

 

www.medelaonline.jp

 

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標準価格:1,000円(税別)

 

これをつけてから、授乳練習スタート

 

う、、痛みは多少あるが、なかなかうまく吸ってもらえていないようで、この日も追加ミルクのフォローが入る。

他のママさんたちはごくごく飲ませられているようで、とても挫折感あり( ノД`)シクシク…

 

 「母乳はたっぷりあるのにねぇ・・、どんまい!」と「川上麻衣子さん」に言われ、さらに落ち込む

 

またまた搾乳機出動で、たっぷり出してから、ボーっとベビー君を眺め、すごすごと退散した。

 

<4日目>

 

この日は、若い看護師さん。

授乳練習に来ているママさんたちに一言も声かけることなく授乳室内でPCに向かって一生懸命何かを入力している。。

 

看護師さんによって凄い温度差というか、やる気が違う(;'∀')

 

忙しそうだったけど、この日を含めて残り2日間しかなかったのでこちらも必死!うまく授乳できないと伝え、みてもらうことにした。

 

うーん、フットボール抱きじゃなくて横抱きにしたほうがいいかも!」と。

 

えー、、そうなの?

ってことで、横抱きに戻してみた。

 

乳首が出ていないので、マサージして引っ張り出すように!と言われ、ついでに乳首保護パッドを勧められた。

 

病院にあるものを使わせてもらったら、確かに!!効果があるようだったので、帰りに早速購入!

 

https://products.pigeon.co.jp/item/index-885.html#

 

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858円 (本体価格780円)

 

そして、その時にこんなものを見つけてこちらも購入!

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616円 (本体価格560円)

乳首吸引器!! (笑)

 

振返ると、この乳首系のものは全くその後、出番はなく、持っているだけ。

少し無駄遣いしてしまったが、それだけこの時期、焦っていたということ(;'∀')

 

最近出産されたばかりの方に、、もし乳首で悩んでいても、赤ちゃんがちゃんと吸ってくれるようになるので、小道具は必要なし!!買う必要なし!!と伝えたい。。。

 

<5日目>

 

なかなかうまくおっぱいをあげられずに、授乳練習最終日となってしまった。

こんな挫折感はなかなかないなぁ。。。

 

いつものようにオムツ替えて、体重測って、、、

今日はまた違う看護師さんだ。

 

今までの総仕上げ?と思い、横抱きにし、ベビー君と私のお腹とお腹を意識的にくっつけ乳首を吸引し、少し飛び出たおっぱいに、さらに乳首保護パッドで偽乳首をつくり、ベビー君の顔をぐっと押し付けて、吸わせてみる。

 

・・やっぱりうまくいかない

 

落ち込んでいたところへ、担当のY先生が「キララさん、明日面談に来られますか?退院のご相談しましょう!」と言われた。

 

喜んでいい話なのに、授乳がうまく行っていないので、え、ここでリリースされても困るー、と正直思ってしまった。

 

そんな私の心の中を読み取ったのか、看護師さんが「キララさん、明日も練習に来ます?初産だし、明日枠も空いているし、大丈夫ですよー、面談前に寄ってください。」と言ってくれた。

 

ありがたいお話。

 

とは言え、なんだか、追試?補講を受ける「できない子」的な感覚。

 

プライドとか言っていられないので、特別に6日目を受けさせてもらうことにし、最終日だったはずのこの日は退散!

 

<6日目・面談>

 

面談があるということで、夫も会社を休んで一緒に病院へ

授乳練習中は男性は入れないので、例の院内ドトールで待っていてくれた。

 

授乳練習、、、ふーーーーーー。

 

やっぱりうまく行かなくて、この日、看護師さんに、「焦らず、やっていきましょう!赤ちゃんのおっぱいを吸う能力はすごいから。それまでは母乳もたくさん出るんだから、搾乳したのをあげるのでも十分だから!」と言われる。

 

そうか、おっぱいに直接口をつけて飲まなくても、「母乳は母乳」なのだ!

 気が楽になったところで、面談時間となり連続6日間の授乳練習が終わった。

 

自宅から🚌で30分かけて、毎日搾乳し、カチカチに冷凍した母乳を保冷バックに入れて新生児科へ出かけていき、授乳練習ということでひたすらおっぱいを出してベビーと向き合った6日間。

 

色々なタイプの看護師さんがいて、親身になってくれる人、とりあえず担当と言われたからその場にいただけの人、、

 

ほかの参加者のママさんとベビーちゃんたちは早産で産まれたベビーだったり、双子ちゃんだったり、お互い距離を置いて練習をしていたのでお話しすることもなく、黙々とおっぱいをあげていたあの光景、、、

 

凄い景色だったな、、と思う。

 

この時期、本当にうまく母乳を吸ってもらえなくて落ち込み、挫折感を覚えていたが、退院後、実家へ戻り、開き直った私は搾乳し、それを与えて、を繰り返し、間に合わない場合はミルク、というようにしていた。

 

ある晩、なかなか寝てくれず、ギャン泣き、ミルクをあげてもギャン泣き、、、

とりあえず、泣き止むもの?おしゃぶり?まだ早くすぐ口から出してしまう。

 

更にギャン泣き、、ほとほと疲れてしまったときに、ふと乳首を咥えさせたら、痛かったけど、泣き止み、ちゅぱちゅぱしている。。

 

そこから、あ!そうか!おっぱいという手があったか!!!

一番身近なところに泣き止ませる秘密兵器があったではないか!!

 

今では、直接母乳9割

搾乳もほとんどしていない状態。

 

 

乳首がヒリヒリとすることもなくなった。

 

怖いのは、これからベビー君に歯が生えてきた時、、

出血の大惨事! 食いちぎられたらどうしよう?? 

 

本気で心配している私でした。。