バレンタインにはバラをください~
昨日はバレンタインデーでしたね。
夫はチョコレートが嫌い、ベビー君はまだ早い、、ってことで我が家にはバレンタインは来なかったのですが、バレンタインで思い出すことがあります。
私、中高生の時に父の仕事の都合でシドニーに住んでおりました。
もう、30年以上前の話です。
バレンタインは女の子から男の子へチョコレートを渡し、告白する日?と日本ではなっていますが、海外では「恋人たちの日」となっています。
通っていた現地校では、バレンタインデーには全校集会が開かれ、告白したい人がステージに立ち、告白したい人の名前を司会者が読み上げ、その相手もステージに呼ばれます。OKであれば、差し出されたバラを受け取る、というイベントがありました。
カップルが成立したら、全校生徒からヒューヒュー(ちょっと古い?)とされる、という粋なイベント、毎年、私の名前が呼ばれないかしら、、とドキドキしたものです。
結局、4年間一度も呼ばれないまま、卒業しましたけどー(笑)
そんなある年のバレンタインデー、学校から帰宅し、自宅で妹たちと「11年生(※オーストラリアでは中学一年生が7年生、11年生は日本でいう高校二年生、year elevenとまんまの読み方をします)のあの告白良かったよねぇー、美男美女で格好いいー」などと話していたら家のベルが鳴るではありませんか!!
妹が玄関に出ると、私と同じ学年のJ君がたっており「for your sister..」と言って、バラの花束と、カードを妹に手渡し、その場を去ってしまいました。
私宛のバレンタインギフトです!
J君は香港出身で頭もよく、ハンサムな子でした。
当の私はあまりにも意外でビックリ!!
もちろん、そんなことをしてもらって嬉しくないハズがありません。
でも、妹が「うぇー、気持ち悪ぅー、そう言えば、J君っていっもお姉ちゃんのこと、じっと見てるよね、、Yuck!(「発音:ヤック」、、キモイっていう意味で使います)、私、気が付いていたんだよねぇ、、Ewwww(おえ~みたいな意味)」
と言ってくるので、なんとなくその雰囲気に流されて、そうねぇ、、とあまり関心がない感じで答えてしまったことがありました。
そのことについて、その後特にJ君と話もせず、校内ですれ違っても「hi!」ぐらいしか言わず、追加のアプローチもなくそのまま終わってしまったのですが、もしかしたら、先方は返事を待っていたのかな? 先方からしたら私が無視した、、スルーした形になっていたのかもしれません。
月日は流れ、そのまま高校を卒業、私は日本の大学へ入学し、以来、一度も会うことはなく20代、30代、40代を過ごしていましたが、なんと、そのJ君とFacebookで再会したのです!!
Facebookのプロフィール写真、全然高校時代と変わらぬイケメン、体型も維持しているようだし、髪の毛も(笑) 奥様とお嬢さんの3人暮らしとのこと、幸せそうで良かった良かった。
なんて、穏やかにアップされる近況を見ていたのですが、、、
「毎年恒例の日本ツアー」的なことをFacebookにアップしていて、ニセコにある別荘に宿泊でスキー三昧、東京では久兵衛貸し切りでお寿司、、
ええええええええええええーーー、凄い成功しているのね!!!
典型的な香港の富裕層じゃないか!!!
ひえぇ。
一体どんなお仕事をしているのか、、、
まあ、知ったところで何も変わらないので聞きませんが。
そもそも、80年代、香港が返還される前に海外へ移住できるということは、もともと裕福な家庭で育っているということでもあります。
この話を前述の妹にしたら、「おおおおお、、、あの時付き合うとかなっていたら、お姉ちゃん今頃、ニセコの別荘の暖炉の前で赤ワインでも飲んでたかもねぇ(笑)」と笑っていました。
ハンサムで頭も良かったのに、なぜ魅かれなかったのか??
あの頃、不良っぽい子が好きだったんだよなぁ、、(笑)
80年代、日本ではビーバップハイスクールの仲村トオルなどの不良(ヤンキー)全盛期?、、海外では21Jump Street(ドラマ)のジョニー・デップが格好良かった~。
※ジョニー・デップは今56歳だそうで、、、時の流れを感じますね。
当時、出木杉君みたいな子にあまり目がいかなかったんですよね。
安定より刺激?今にして思えば、この頃から男性を見る目がないのかも(笑)
私のファースト、バラの花束!!!をくれた人です。
いつかリアルで再会して、いろいろとお話をしたいです。
それは将来の楽しみに取っておくとして、、
チョコレートもいいけれど、やっぱりバラを大切に思っている人へ贈るのって素敵な習慣ですよね。
誰かぁー、私に来年のバレンタインデーにバラを贈ってください~。
義理バラも、友バラもwelcomeです(笑)
ベビー君がもう少し大きくなったら、、、母の日のカーネーションよりバレンタインデーのバラを贈ってもらえるよう「教育」しておこうっと(笑)