killarahanakoのブログ

43歳からはじめた不妊治療!47歳8か月で出産した超高齢ママ。愛犬ハナコのこと、日々の生活を不妊治療当時を振返りながら綴っています。

今日は○○記念日 ③ ~ 加藤レディースクリニック・初採卵 ~

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今日から12月、、あっという間の、激動の一年が終わりを迎えつつあります。

 

やりたかったこと、やらなければならないこと、たくさんあったような。。。

出産後、毎日それなりに精いっぱいやっていると思う一方、自立しなきゃいけないのに、それ以外は行動力が伴っていなくて焦っています

 

大いに反省しつつも、急に新しいことを始める、というよりも「今までやっていて、今、やっていない事」を再開しようと思います。

 

スケジュール帳に「やりたいこと・やらなければならないこと」を書き出す、というとてもシンプルなことです。

 

前日に翌日のスケジュール(一日の時間割)を立てて、その際に、その日に予定していたこと、できたことは消していき、やり残したことは、繰り越していく。

その予定も、仕事は青、病院は緑、遊びはピンクといった具合にスケジュールを分類し色で囲っていく。ます。

 

ベビー君のお世話が突発的に入って予定通りにいかないとは思いますが、これをすることで、これからの生活、メリハリつけていこう!と思いを新たに12月スタートです!!

 

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さて、そんな今日は、加藤レディースクリニックで初めての採卵をした記念日です。

 

<2016年12月1日> あの、加藤レディースクリニックでの採卵!期待いっぱい、不安も同じくらいいっぱいで臨んだ採卵でした。

 

以下、過去の日記から抜粋です。

 

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2016年12月1日 採卵

 

平日のため、採卵に必要な夫の精液は「持ち込み」となる。

朝からバタバタとするが、夫の協力なくしては先に進めないため、気分を害さないよう、丁重におねがいをし、容器に収め、持参へ。

 

クリニック到着後、培養室へ精液を持ち込み、そこで精子の調整、媒精が行われる。

 

私は私で超音波検査を受け、待機する。

 

前回、東邦大学医療センター大森病院での採卵は痛みがきつく、今回もそうなるのではないかと不安で仕方がないが、加藤レディースクリニックの場合、独自の採卵針を使用しているとのことで、体の負担が少ない採卵となると説明を受けている。

 

下記、その説明資料から抜粋↓

 

 

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加藤レディースクリニックの採卵針

 

血圧・脈拍を測ったのち、いよいよナースセンターへ。

 

ナースセンターには10床の簡易別途があり、そこでベルトコンベアのように順番に採卵予定者が入っていき、ピンクのキャップ、パジャマに着替えさせられる。

 

トイレも順々に呼ばれ、次は手術室前の椅子へ。

 

そしていよいよ手術室へ。

 

中へ入るとまず、体重計に乗り薄暗い部屋の奥へ

 

名前と生年月日を連呼、確認され、台の上へ。

 

怖い!!!!

 

看護師さんがそばにいて、手を握ってくれている。

 

消毒、そしていよいよ採卵

 

子宮内の様子は画面に映し出され、「今から採卵します、画面見ててくださいね

そしてカテーテルが入っていく。

 

チクっっっ・・!!!!

 

やっぱり痛いじゃん!(-_-;)

 

東邦大学医療センター大森病院ほどではないけれど。

この痛み、慣れる時が来るのだろうか。

 

採卵が終わると、止血用にガーゼを二枚入れられて、元のベッドへ。

 

15分くらいだろうか、横になっていたらナースにトイレに行き、ガーゼを取るよう指示される。

 

もう少し横になっていたかったが、ベッドを空けなければならないのだろう、さっさとトイレに行き、ガーゼを取り、看護師へ報告。

 

看護師より、今日の採卵結果の紙とフロモックスを渡される。

 

採卵結果は2個

2個採れてホッとする。

 

そして、翌日に受精確認のための電話を「13:30~14時」の間にするように伝えられる。

 

諸々、時間管理が細かい・・。これも慣れなければ!

 

その後、診察室へ。

 

診察室では意外なことを言われる。

 

なんと、子宮にポリープがあるとのお話、今までそんなこと言われたことなかったよ!

東邦大学医療センター大森病院で数か月診てもらっていたのに、びっくり

 

その旨、担当の先生に伝えると、「うちは細かく診ているんで、見落とさないんですよ。」とのこと。

 

このポリープが着床の障害になる可能性があるので、ポリープを移植前までに取りましょう、とのこと。

早ければ、明日でも構わない、と言われたので、明日(翌日)、ポリープを取ることに決定。

 

診察が終わり、会計へ。

 

262,665円なり

 

予定金額は聞いていたけれど、カードを出す手は少し緊張。。。

金額面でも「うまくいきますように・・」と祈る手に力が入る。

 

長い一日だった。

 

2016年12月2日 ホリープを取る

 

採卵翌日の今日、ポリープを取る。

採卵と同様、こちらも無麻酔での実施。

痛みは多少あったが、着床の妨げとなる要因を一つでも取り除きたい一心で臨む。

 

この週、実に4日も加藤レディースクリニックへ通うことになってしまった。

メンバーの目を気にしながらも仕事を空け、また仕事に戻るストレスも正直あったので、年末も迎えることだし、このタイミングで辞めよう!

 

これではもう、仕事は続けられないな、という気持ちも固まり、週明けに退職願いを出すことを決意する。

 

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この時のスケジュール帳に書かれてメモ

 

仕事一日休み

・9:50 4F

・持ち込み同意書

・290,000円

・40,000円のみ現金

 

そして、急遽翌日、ポリープ切除とバタバタな12月スタートをしたのでした。

 

加藤レディースクリニック、と言えば「日本一」とか「最後の砦」などと称されるクリニックでクリニック内で遭遇するほかの患者さんの人数の凄さ・・期待せずにはいられませんでした。

 

約2年半の通院で採卵10回、移植4回するも結果は出なかった。

 

スタートした年齢が年齢だっただけに、初診で院長先生に「やめ時を決めたほうがいいですよ」と言われたことがこの先の長い長いトンネルに入ることを暗示されたようなものだったのかな、と、今なら思えます。

 

加藤レディースクリニックでの最後の診察も偶然だったのか必然だったのか、院長先生が担当で、「これ以上は、、」とトドメを刺されたことも、暗示されていたのかもしれません。

 

お金と時間だけがどんどん費やされた日々、治療を止めることが本当に怖くて、設定したリミットを越えてまで続けた「加藤時代」(加藤レディースクリニックでの治療時期をそう呼んでます(笑))。

 

私の周りで加藤レディースクリニック無事卒業した方は何人もいるので、恐らく、技術的にも、日本一のクリニックなんだろうと思います。

たまたま、私には加藤レディースクリニックでの治療法が合っていなかった、ということになります。

まあ、300万もつぎ込んで「合っていなかった」、じゃ済まされないかもしれませんね。。

 

とは言え、加藤レディースクリニックでの治療経験のベースがあってこそのShinjuku ART Clinicへの転院、そして妊娠、出産、、明日でベビー君は5か月となります。

 

すべてのことに意味がある」、「偶然ではなく、すべて必然」なんですよね。

 

そんなことを思う「記念日」でした。