うちの『お父さんは心配症』?!
『お父さんは心配症』と聞いて、懐かしいと思う方は私と同世代ですね!!!
「りぼん」(集英社)に掲載されていた作者、岡田あーみんの漫画です。
少女漫画雑誌にはなかった斬新な?画風でストーリーは「佐々木光太郎は、高校生の娘を持つ中年のサラリーマン。妻に先立たれ、娘が非行に走ってしまわないかと心配するあまり、常軌を逸した行動に出てしまう。一方、心配症の父を持つ典子は、父の心配など必要ないほど、よくできた娘。彼氏の北野くんも、近年まれにみる好青年であり、清い交際を続けている。ところが、父の心配症は、ますますエスカレートして、友人・知人を巻き込んだ、異常な大騒動を繰りひろげる。」(Wikipediaより引用)というものです。
強烈なキャラのお父さんが面白くて毎月、楽しみにしていた漫画です。
第一巻、初っ端から娘を心配するあまり、娘の電話を「糸電話」で「盗み聞き」とか、、笑ってしまう場面が多かったです。
しかし、家の「固定電話」でしかも、よく見ると「ダイヤル」式、そこに糸電話登場、、時代ですねぇ(笑)
いつも笑いながら読んでいましたが、私が学生だったころはうちの父も「モーレツパパ」で、電話がらみでいうと、家に男の子から電話がかかってきたら「そんな娘はうちにいません」とガチャ切りしたり、延長コードで自分の部屋に電話を持ち込んで話していたら、いつの間にか音が聞こえない??と思って恐る恐るコード引っ張ってみたら、コードが抜かれていた(つまり一人でしばらく話していたことになります(-_-;))、なんてことがありました。。
ある時は、友人4人、つまりダブルデートで(懐かしい響きです)映画を見に行ったときは、駅までの送り迎えをしてくれ、ついでに友人の女の子もおうちまでしっかりと送り届けてしまった(彼女はもう少しボーイフレンドとおしゃべりしていたかったのに、、)とか、、
友人宅でパーティー(※オーストラリアに住んでいた頃)では、行くことを許してくれたが、ずーーーーっとそのお宅の前に車を止めて待っていて、1時間で帰らされた(ピンポンを鳴らし迎えに来た)こともあり、、、
高校時代、大学時代の友人の間ではある意味、有名人でした(笑)
そんな父も、歳を取り、私も娘からアラフィフのオバサンになり、、、
「父の心配性」もだいぶマイルドになってきましたが、昨今のコロナウィルスの流行や、デマによるトイレットペーパー品薄状態で父の心配性ぶりが復活した感があります。
先月より毎日のように「みんなどうしてる?元気か?風邪ひいていないか?」という朝の電話に始まり、週3回は我が家に食料を運んできてくれ、お昼ご飯を作ってくれ、洗い物までして帰ってくれます。
母も一緒についてきますが、母はベビー君と遊んで終わり。
父とすると、「スーパーでお前が感染したら、ベビーにも感染して大変なことになるから、できるだけ人が集まるところに出かけないでくれ」と、、
パルシステムに入っているから、食料は買えるし目の前がセブンだったり、本当になんとかなるから、、と言っても来てくれます。
昨日は、「トイレットペーパーはあとどのくらいあるんだ?何ロール?」と聞いてきたので、「あと5ロール」、と答えたら、「今朝近所で売っていたのを買っておいたから、今から持っていく」と12ロール入りのトイレットペーパーをバスと電車を乗り継いで30分かけて、わざわざ届けてくれました。
※あと5ロール、というのはうちの場合、2週間はいける、という意味でした、、
ありがたい反面、バス&電車で移動してくる両親が私よりよっぽど感染する可能性が高い上、70代後半の高齢者なので、今後は無理しないでほしいとお願いしておきました。
「パパは心配で仕方がないんだよ、、キララの言うこともわかるけれど、キララたちがあんな大変な思いをしてやっと授かった子供なんだから何かあったら、、と思うと居ても立っても居られないだよ。だから、気のすむようにやらせてくれ、、」と逆にお願いされてしまいました。
・・・ パパ、ありがとう。
いつまでも父に心配をかてているアラフィフのダメ娘です。
🐾
※コロナ、何それ?ハナコは暖かいところが好き💕
最近はママの足元を温めてくれるミニホットカーペットがお気に入りなの。
これ、ハナコ専用にしてもいい??